ソーニャ文庫<br> 断罪者は恋に惑う

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ソーニャ文庫
断罪者は恋に惑う

  • ISBN:9784781696744

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内容説明

逃がさない。俺の……俺だけの……聖域だ。

義兄の罠に嵌り投獄されたアンジェロ。
憎悪を胸に牢獄で十二年間を耐え抜き脱獄に成功したが、
逃亡中の怪我で死にかけてしまう。
そんな彼を救ったのはダイクロイック・アイを持つ少女アリーナだった。
六年後、アンジェロはファルコと名を変えマフィアの首領に、
アリーナは派手な衣装を身に纏う踊り子になっていた。
姉のため薬を求めるアリーナを
ドラッグで身を持ち崩したと誤解したファルコは、
絶望と怒りから彼女の純潔を奪い蹂躙してしまうが──。

死神と異名を持つマフィアの首領×清廉な踊り子、激しい憎悪に囚われ見失った愛の行く末は──!?


【目次】
プロローグ
1 パレルモの踊り子
2 シチリアマフィアの暴君
3 愛人はテアトロに祈る
4 天使は堕ちゆく
5 死神は聖女に焦がれる
6 運命の歯車はかくも回りき
7 聖女は死神に恋をする
エピローグ
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十六夜

3
事故で両親を失い姉とともに路頭に迷い、踊り異なって生計を立てるヒロイン、身体が弱い姉のために万能薬を手に入れようとマフィアの首領であるヒーローに近づくけど、彼は過去にヒロインに助けられており、彼女を女神みたいに崇めていた。なのにアヘンを求めるようになっていたとは、という勘違いのもと彼女を囲い込み愛人にして……みたいな始まり。復讐に身を焦がすヒーローながら悪人になりきれずヒロインを守ろうとするのはある意味ヒーローだったな。ヒロインは逆にこうと決めれば芯が強いところがある。バランスの取れたカップルだったかな。2020/11/21

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