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内容説明
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自宅+現預金=5000万円以下が危ない!
もめない「遺産分割」って、どうやる?
平成30年度の司法統計によると、家庭裁判所に持ち込まれた遺産分割の事件数のうち約75%が遺産総額5000万円以下の相続だったことがわかりました。
自宅を持つ一般的な会社員の相続でトラブルが多く発生しています。
本書では、相続の場でいま起こっているさまざまな問題を取り上げ、解決のためのヒントを紹介しています。
特に、相続トラブルでもっとも多い「遺産分割」の進め方に紙幅を割きました。
民法改正で新設された配偶者居住権や遺言書の保管制度など、最新の制度をかしこく利用する方策も収録しています。
目次
<巻頭特集>
誰にでも訪れる「家族の相続」
相続税の課税状況と最近の動きを探る
<専門家に聞く>
長寿がもたらす家族の変化を考えて相続に備えた資産の棚卸しが必要です
(MUFG 相続研究所所長 小谷亨一さん)
<Part.1>相続の場で、いまどんなことが起きているのか?
<Part.2>まず知っておきたい、相続の基本ルールと手続き
<Part.3>みんなが気になる「遺産分割」はどうやるのか?
<Part.4>相続税はどうやって計算するのか?
<Part.5>いざというときに備える相続対策
その1 相続税がかからない家庭でも大事な共通の対策
その2 不動産のある家庭の対策
その3 富裕層のための納税&節税対策
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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「遺産分割の内容が整ったら遺産分割協議書を作成する」「自宅は家屋と土地に分けてそれぞれ評価額を算出」「貸間や貸地、貸家建付地の評価は自宅や更地よりも低くなる」「基礎控除を差し引いた残りを課税遺産総額として計算する」「暦年贈与は、1年間で110万円(基礎控除)までは非課税となる」「父母や祖父母からの住宅・教育・結婚子育て資金贈与は一定額まで非課税」「生命保険による相続対策にはさまざまなバリエーションがある、かかる税金や効果が異なるので契約形態には注意が必要」「養子で法定相続人を増やすと相続税が節税できる」2021/01/30
kaz
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タイトルどおり、相続関係で知っておくべきことが簡潔にまとめられている。また、つい意識から落ちてしまいがちなことも、ところどころ触れられており、記憶を新たにするうえで、非常に役に立つ。足元の民法改正の影響等もきちんと取り込まれている。2020/06/17