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内容説明
「すべての大事件の前には、必ず小事件がある」と、文豪・夏目漱石は言った。本書では、激動の昭和史の“年表の行間”に、自称、歴史探偵の著者が潜入。「芥川龍之介が支那紀行文に書き留めながらも見落としていた日中関係の本質」「開戦の詔書の中の大いなる欠落点」「A級戦犯七人のお骨のゆくえ」など、著者のジャーナリスティックなセンスでなされる推理に、歴史探偵の真骨頂が発揮される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
29
○昭和史の前段を主体に著者の視点をまとめています。ターニングポイントや天皇の二面性は面白かったです。一番良かったのは永井荷風の話でした。2025/01/29
Syo
19
う〜む。 難しい。2020/11/17
RED FOX
10
歴史探偵、半藤さん!激動の昭和史は奥が深くて難しいのう(^^ゞ 戦争まっしぐらの中、いくつかの歴史的ターニングポイントと、開戦や不戦に注力した人達を自称素人探偵が史料をもとに自論を展開。激動の時代は読む分には面白いけど、蹂躙された庶民たちにとっては・・・。2014/06/09
岡本
5
自分の生まれた年に書かれた一冊を今読む。昭和史を予め知ってないと分からない部分が結構有るのである程度知った上で読むと楽しめる部分が多いかと。個人的には英雄のその後が楽しめました。あとがきから更に21年経った今はその時に比べ更に悪化しているんでしょうね…2013/12/19
父帰る
4
半藤さんの昭和史はこの以外にも何冊か出ているが、どれも読みやすい。この探偵本はその中でも、著者の趣向の赴くままに、多少遊び心を持ちながら、分かりやすく昭和史を紹介してくれている。話題に依っては深堀している、読者には、たまらない記述もあり、読み応え十分だ。取り分け、昭和天皇の言及が多いような気がした。その中でも、高松宮の戦時中に於ける鋭い見識と洞察には、誰でも脱帽するだろう。また、天皇の大権、国務大権と大元帥としての統帥大権の記述は大変興味深く読んだ。その他、当時の世相にも触れている。2015/08/23
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