世界四大宗教の経済学 - 宗教とお金、その意外な関係 著

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世界四大宗教の経済学 - 宗教とお金、その意外な関係 著

  • 著者名:白取春彦
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • PHP研究所(2020/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569667362

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内容説明

「なぜ、ユダヤ人は金儲けがうまいのか?」――その秘密は、意外にもユダヤ教の教えの中に隠されていた! 本書は、世界の主な宗教である、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教から、ジャイナ教・儒教・ギリシアの古代宗教にいたるまで、「お金をどのように扱うべきか」という知恵について、わかりやすく解説したものである。「お金を取られたら相手を罰するよりも、取り返すことに関心があるユダヤ人」「借金帳消しを勧めることで、“敵を愛せよ”というメッセージを伝えたイエズス」「利息を取ることが禁止されたイスラム教」「お金だけでなく、“笑み”や“よい言葉”もお布施となる仏教」「すべての生き物の殺生を禁止されたことで、農業などの生産活動ができず、自然と賃金業が発達したジャイナ教」など、それぞれの宗教とお金の意外な関係は驚きの連続だ! 今まで語られることのなかった驚きの歴史を明らかにする、画期的な一冊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshi

2
宗教の原典に即してその中で経済的な部分がどう語られているのかを書いてある本。 マックスウェーバーの話が出てきたが、こうした宗教と経済の結びつきを学者が解き明かすトライの例はマックスウェーバー以外に中々おらず偉大だったんだな等と(マルクスはちょっと違うような、、) イスラムの強奪OKは本当か?とか実際イスラムの知人がいるが、一見良くしてくれるようで実際はそのように見られているのか、、とか色々考えてしまった。2022/01/31

小町

2
よく知らないイスラム教やジャイナ教に触れてあって面白かったけど、経済学という意味で新たな発見は少なかった…。厳しい環境が経済力を高めるのは、南国より雪国のが天才が生まれやすいのと同じですな。2012/05/09

コギコギ555

1
知っているようで知らないことが意外とありました。マルクスがユダヤ系だったとか…。日本仏教については、かなり辛辣。でも確かに納得できるとこもあるし、ふむふむ。この著者の違う書籍も読んでみようかな。2019/08/03

naoto

1
いかに宗教がカネに汚ないかを暴く本かと思ったら、まともな本だった。それでもやっぱり、宗教はカネに…だけじゃないけど、汚ないイメージは変わらないな。キリスト教はいろいろ言われてるけど、イスラム教や仏教にも辛口だったな。面白かったよ。2017/08/06

madoka

1
「宗教と経済」より「宗教と政治」の方が密接なかんじがしていたが、生活とお金が密接ということはやはり宗教にも関わってくるのだとわかった。それぞれの捉え方の違いがおもしろい。

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