地銀の次世代ビジネスモデル 押し寄せる業界再編の波を乗り越える

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地銀の次世代ビジネスモデル 押し寄せる業界再編の波を乗り越える

  • 著者名:大和総研【編著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 日経BP(2020/05発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822289898

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内容説明

「テクノロジーの進化と業界再編」を克服するヒント満載!
 銀行業は、近年の金融環境の変化とともにテクノロジーの脅威にさらされています。特に地銀は、基盤となる地域経済の持続可能性に疑問が投げかけられる中、現在の形を維持できるのかどうか、模索が続いている状況です。
 さまざまなテクノロジーの出現は、銀行業にとって「ディスラプション(破壊)」をもたらす恐ろしいイノベーションと捉える向きもあり、高齢化が進む地方においても、テクノロジーが進化・浸透していくことが確実です。地銀は自らの変革により、新しいテクノロジーの長所を積極的に取り入れていかなければなりません。
 ただし、テクノロジーがいかに進化しても、地銀の存在意義である「地域密着型金融」は大きな価値を持ち続け、そこが最大の強みであることに変わりありません。今後も、地域産業育成や社会的課題の解決などを軸にした「地域密着型金融」にいっそう注力することが期待されています。
 本書では、今、地銀が抱えているこれらの経営課題を解決するための方向性を示しながら、銀行業という今後ますますオープン化していく世界と、地域というクローズしたままの世界の両方をコントロールしながら、地域と銀行を両立させていく「地銀の次世代ビジネスモデル」を提言します。

目次

『地銀の次世代ビジネスモデル』の主な内容

まえがき 高まる地銀の次世代ビジネスモデルの必要性
第I部 なぜ次世代ビジネスモデルへの変化が求められているのか
第II部 銀行編──アンバンドルの波に耐えられるか
第III部 地域編──地域の「将来の姿」に寄り添えるか
第IV部 求められる「地域×銀行」のビジネスモデル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

68
やはり一人の方が書くのと異なってこのように総研会社の方々が分担を決めて書かれた本の方がよく調べておられると感じます。内容的にはよく分析されていて、今後の地方銀行のあるべき方向性がよくわかります。銀行ができる業務も徐々に拡大されつつあり、しかもIT技術などの進展もあってかなり面白い姿が描かれていると感じます。ただ今後は、ゼロゼロ融資や金利の動向によってはかなり厳しくなる局面も予想されるのではないかと思います。2023/02/17

Kooya

2
地銀が抱える課題を整理し、解決策やその方向性を提示した本。まるで投資家の目線で書かれているような印象を抱いた。正直注目すべきだと感じた部分は少ないが、「地域密着型情報銀行」という考えはデータに対する行員の能力向上と顧客によるプライバシーへの警戒の緩和を両立させることができれば、企業の様々な情報を大量に保有するという銀行の強みを生かせる点で興味深いと感じた。2023/02/13

ショーン

1
インターネットバンキングが進み窓口業務が減少し、地方での高齢化、マネーの域外流出が続くなか、地方銀行が生き残るためにはどうしたらよいのか?地域を活性化させマネーが循環するには時間がかかる。誰かと組むのか、情報活用なのかITの活用なのか?これは地銀だけの問題ではない。2021/05/27

Go Extreme

1
5つの揺らぎ:ビジネスモデル・法制度・顧客基盤・地域の情報の優位性・金融仲介機能 戦略より企業文化が勝る 地銀中計:目指す姿不在 バックキャスティングが機能せず 存在価値が強調されすぎ 顧客の付加価値との関係不明確 戦略と成果のつながりが曖昧 進捗の評価が曖昧 PとCが機能せず 人材・組織が効果的に動かず テクノロジー→上下分離のアンバンドル⇒リバンドル 4つのイノベーション:プロセス・プロダクト・インフラ・ソーシャル FinTech・ノンテック世代 金融版CASE 抜本的な効率性の向上 人のつなぐ力2020/07/11

mmm

0
まあ大和じゃこんなもんか。2020/07/16

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