やってはいけない がん治療 - 医者は絶対書けないがん医療の真実

著者名：岩澤倫彦

世界文化社（2020/04発売）

• ISBN：9784418204052

内容説明

今や「2人に1人」ががんになる日本。がん患者をだまして金を稼ぐ悪徳医師や、エビデンスに乏しい自由診療治療の流行、SNSといった玉石混交の情報によって、多くの方が貴重な治療のタイミングを逃したり、命の危険にさらされたりしています。本書は長年、数多くの専門家や患者・家族へ、取材を行ってきたジャーナリストである著者が、最先端のがん治療や、一般人が誤解している医療の「真実」を明らかにしたものです。がん患者やその家族はもとより、毎年がん検診を受ける一般の方まで、現代日本において必読の一冊です!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ニッポニア]

近藤本の否定、と言いつつ、実際は一部容認。以下メモ。レントゲン検査は、骨や心臓が死角となって、早期の小さな顔を見落とす。抗がん剤の副作用コントロールできる薬が開発されている。情報があなたの命を左右する。近藤氏の抗がん剤知識は20年前。先進医療は本当は実験的医療。口内炎に注意舌癌になることがある。代替療法は都市伝説、食事療法の呆れた実態スープ、ジュース、食事で癌は消えない。痩せたままの方が穏やかな最後になる。抗がん剤の止め時は医者にも正解がわからない。患者会で仲間を持ち、相談相手を見つける。

2025/01/31

[漆黒猫]

高い自由診療より、標準治療がいいという感じ。ガン放置で有名な某医師のことも書いている

2023/07/16