扶桑社BOOKS新書<br> 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~

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熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~

  • 著者名:池田雅之/三石学
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 扶桑社(2020/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594083700

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内容説明

根の国=死と再生の地、熊野 大和朝廷に恐れられた熊野の真の姿とは!

日本書紀編纂から一三〇〇年。
熊野三山のご神体は、巨木であり、巨岩であり、滝である。
自然を崇拝する原始宗教が色濃く残る熊野は、神話において出雲との共通項が多く、どちらも死を連想させる。
日本書紀にイザナミの埋葬地と記されている熊野、花の窟。
オオクニヌシは、木の国(紀伊国)から、スサノヲの治める根の国へ行った。
死と再生の地である「根の国」こと熊野の姿に、熊野に深い縁を持つ5人の筆者が迫る。

スサノヲの熊野とアマテラスの伊勢 ~暮らしの中に生きる記紀神話~
池田雅之(早稲田大学名誉教授)

熊野神話と出雲神話 ~太平洋文化と日本海文化から読み解く~
三石学(みえ熊野学研究所運営委員長)

魂のゆりかごに還る 
中上紀(作家)

熊野から日向神話の里へ
桐村英一郎(三重県立熊野古道センター理事)

熊野と渡来 ~彼方から寄り来るもの”
秦まゆな(日本文化案内人)