内容説明
老化から遺伝子まで、生命科学のすべてが丸わかり。池上さんが、最先端の研究をしている東工大の教授から聞き出すことで、かつてなくわかりやすい「生物の教科書」が誕生。ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典氏との貴重な特別対談を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
79
池上彰さんの質問に最先端の研究をしている東工大の教授が答えてくれる"生命のしくみ"。易しい言葉による対話形式と図説で、この分野にまったく縁のない私にも、とても分かりやすかったです。 生命の基本である細胞の基礎から始まるお話は、ほんとうに面白く、スラスラと頭に入ってきて、知的好奇心がくすぐられます。 DNA、遺伝子、ゲノム、染色体、代謝、IPS細胞、ゲノム編集,,, 現在の生命科学の基礎がこの一冊で分かる教科書みたいな感じです。2023/10/25
白パラガス
28
「生命科学と池上さん関係ないやん」と思いながらあまり気乗りせずに読み始めたが、読み終えてからは「なるほど、これは池上さんが適任やったな」と思えた。生命科学(life science)の話題について池上さんが質問し、専門家がそれに答えて解説していくというスタイル。生物を習いたての高校生が抱きそうな素朴な質問を研究者に投げかけ、その回答を絶妙な比喩をまじえて分かりやすくまとめられるのは池上さんしかいないように思えた。個人的には、「セントラルドグマ」の重要性とDNA→タンパク質の流れを理解できたのはよかった。2020/12/01
hatohebi
7
生物をほとんど学んで来なかった東工大の学生達に、生命科学の面白さを伝えたいというのが本書の出発点。高校生物程度の知識を切り口に、「そもそも生命とは何か」を一問一答形式で分かりやすく教えていく。生命は自身の境界を持ち、自己複製を行ない、代謝によって自分を維持し続けるもの。その活動で大切なのがDNA→RNA→アミノ酸→タンパク質という「セントラルドグマ」(生命の統一原理)の流れ。DNAは身体の形成と活動に必要なタンパク質の設計図であり、同時に強固な自己複製能力を持つ。全ての生物は同じ原理で作られている。2020/05/05
ダック
6
だいぶ分かりやすく説明してくれてるとは思うのですが、私の知識がなさすぎてよくわからないところもありました。ただ、わからないから避けるのではなく、少しでもわかることで世界の見え方が変わるのかなと思います。 本文の内容ではタンパク質が、私が思っていたよりはるかに重要なものであったことにびっくりしました笑2020/07/26
ksan
5
細胞や生命ってすごい!面白い!とあらゆるところで感じさせてくれる本。多様性とは強さだ。2020/05/01
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