日本経済新聞出版<br> ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!

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日本経済新聞出版
ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!

  • 著者名:藤野英人【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2020/05発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358556

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内容説明

“酒を飲まない人をバカにする人たちは、
大きな勘違いをしている。

ゲコ(下戸)の投資家がマジメに提言する
新たな巨大市場と その経済性・社会意義。
「ゲコ市場」の可能性は3000億円超……!?

飲食業界の起死回生策であり、SDGs時代の新常識にもなる一冊。

糸井重里氏との「ゲコ×ゲコ対談」も収録!


日本人の成人の半分以上は「お酒を飲まない(飲めない)」「ほとんど飲まない」「やめた」人。
それにもかかわらず、お酒を飲まないことはネガティブにとらえられることが多く、
お酒を飲まない人向けの商品やサービスはほぼ未開拓の状態だ。
日本の成人の半分以上を占める「お酒を飲まない人」をターゲットに市場が開拓されれば、
新たな成長産業となる可能性が高い。
本書のタイトルである「ゲコノミクス」とは、この新たな市場を称している。
その担い手となるのは、お酒を飲まない・飲めない・飲みたくない「ゲコノミスト」たち。

新たな市場開拓のためには、ゲコノミストが抱いている思いを知る必要がある。
本書では、フェイスブックグループ「ゲコノミスト(お酒を飲まない生き方を楽しむ会)」に寄せられた声もふんだんに紹介しながら、
正当な扱いを受けられず辛さを溜め込んできたゲコノミストの気持ちを読み解いていく。
さらに、脱アルコールのビジネス・コミュニケーションやダイバーシティの文脈からもゲコノミクスを語る本邦初の書籍。

目次

序章 ゲコノミクスについて、大マジメに語ろう

第1章 見落とされてきた巨大な「ゲコ市場」

インタビュー1
「お酒を飲める人と飲めない人はまだ互いに理解不足。溝を埋めて楽しく共生できる社会を目指したい」
アルコール飲料メーカーの取り組み「DRINKSMART(ドリンク・スマート)」
――サントリーホールディングス株式会社
リスクマネジメント本部グローバルARS部部長鷹取えり子さん

第2章 投資家が考える「企業経営とアルコール」

インタビュー2
「ザ・プレミアム・モルツ担当中も『お酒を飲めない』ことで不利は感じませんでした」
広告会社でサントリーを21年担当。ゲコノミストに聞く「飲酒と仕事の関係」
――博報堂DYキャプコ代表取締役社長荘司康友さん

第3章 多様性と「飲む・飲まない」の選択との関係

第4章 ゲコ市場開拓のヒント

ゲコ×ゲコ特別対談 【糸井重里×藤野英人】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

106
著者は下戸を酒を飲めない、飲まない、飲みたくない人と広く括って、ゲコノミストと称してる。私もその中でも本丸の”飲めない人”。統計によると日本人の半分以上はゲコノミスト。決して飲まない人は少数派ではないと。その飲まない人を対象とした、おざなりでないノンアル飲料などの巨大市場が存在すると力説。まあ、私はそんな投資話に興味はない(金もない)が、飲めない人の悲哀というか苦労は味わってきたので、共感を持って読んだ。私は新入社員時代は狸寝入り、それなりの立場になってからは怪しげな飲まない理由を挙げ煙に巻いてきたが…。2021/12/22

Roko

39
お酒を飲まない人が世の中の半分以上、そして若い人の場合はその率はさらに高いということを考えたら、ぜひ考えてみなければならないのが、そういう人をいかに取り込むかということですよね。「焼鳥屋さんへ行きたいけどお酒を飲めないから行けない」という感じで、お酒なしでは入店できないお店が多いなぁと思っている人がかなりいます。アルコールなしでおいしいものを食べる。アルコールなしだからこそできるイベントを開催する。そこにビジネスチャンスがあるのかもね!2022/09/05

ミライ

38
お酒を飲めない下戸の人たちに向けた一冊。本書冒頭で語られる飲酒習慣のある日本人は2割しかいないというデータにちょっと驚き(ということは下戸市場は結構大きいなと)。自分もお酒は一切飲まないので、焼き鳥屋や寿司屋に入り辛いとか、「お酒に合う」「ワインに合う」といった肩書のあるお店には入り辛いとかいった下戸の悩みは共感できた。ラストに著者の藤野英人さんと糸井重里さんの下戸対談が収録されているが、うまく下戸について分析されていて非常に面白かった。2020/09/10

yutaro13

34
お酒が飲めなくて飲み会で肩身の狭い私ですが、どうやら最近飲まない人が増えてきているようです。そんな飲めない・飲まない人に向けた潜在市場ってけっこうでかいよ、というお話。紹介されていたボトルドティー(高級茶)やノンアルペアリングは初めて知ったので、ゲコノミストの一人として今後の展開に期待したい。本書自体は1時間程度でさくっと読めるライトなもの。世間に知ってもらう啓蒙パンフレットみたいな役割なのでしょうが、そもそも酒飲みはこういう本は手に取らないだろうな。2020/06/16

25
酒弱いくせに飲めない人に対して「少しは付き合えばいいのに」と思ってた飲酒カーストで最も恥ずかしい層にいた自分を反省。確かに高級なノンアルメニューがもっとあってもいいはずだ。巻末の対談での糸井重里はやはり随所にワードセンスを感じさせる。表紙がうるさいので図書館の人はバーコードを貼るのに苦労したと思われる。2021/12/07

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