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内容説明
大災害時代 住宅選びの常識は様変わり!
○近年、これまで想定しなかったような台風や風水害が、繰り返し襲来する時代になってきました。気候変動リスクが高まる中で今後も大型の自然災害が懸念されています。
○住宅の耐震・防火対策に比べると、風水害対策は心許ない状況です。いざ被害にあったとしても自己責任が原則で、国や自治体の救済策は頼りにできません。
○本書は未曾有の気候リスクの時代に生きる私たちが、マイホーム購入や居住する街や土地を選ぶ際、最低限知っておくべきこと、自助・共助の予防策として手がけておくべき要点を解説します。
○著者は中立的な立場での住宅診断やマンション管理コンサルティングを長年手がけてきた、さくら事務所のプロチームです。数々の現場事例を盛り込み、本当に役立つ災害対策を指南します。
目次
プロローグ 露呈した都市の脆弱性
第1章 不動産の災害リスクは自己責任である
第2章 土地の良し悪しをどう見分けるか
第3章 マンションは想像以上に風水害に弱い
第4章 こんな一戸建てに注意せよ
第5章 減災のための事前対策・事後対策
あとがきに代えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisapia
11
自分としては地震についても詳しく知りたかったが、主に水害についてのお話でした。でも確かに水害の方が台風や豪雨などの影響で頻度は高いなと感じたので、知識として知れてよかった。土地の名前に注意、ハザードマップは必ず確認、昔の地図も参考に、雨戸シャッターは窓を守る、雨どい、排水場のメンテナンスを怠らない、半地下、地下の家や駐車場は浸水する。 東京の人気の土地も水害に弱いところが結構あるし、下調べ大事!2021/02/19
Happy Like a Honeybee
4
台風によるタワマンの床下浸水で、災害と住宅を再考する意味で手に取る次第。 外装重視のデザイナーズ建築は危険だ。 マンションであれば修繕費を積み立てる習慣があるが、戸建ての場合は自ら備えるべし。 30年で平均830万。 下水は合流式より、分流式が良い。 ゲリラ豪雨など地球規模で気象変化も激しい。 金は天下の回り物。 万が一のために貯金が大事。2020/07/04
takao
3
ふむ2024/04/07
まんだりんな
1
住宅購入を検討しているので購入。マンションで考えているので戸建てに関する部分は流し読み。すごく参考になった。マンション買って管理組合に関わるようになったら再読したい。戸建てをもし買うことになったら買う前に再読したい。
かおりん
1
家を購入する前に良いとちきりんさんが紹介されていたので気になり読了。確かに、具体的に何を見て家を買うべきか?という事が理由付きで分かりやすく書いてある。ただ、読んでしまうと家を購入するのが怖くなってしまった(笑)何処でも災害に巻き込まれる事はある、でも、それを減災する為に知っておくのと、知らないのとでは、その後の生活が変わってくる。被災した際の救済措置として『住宅ローン減免制度』と言うものがある事を知れて良かった。自分にとって長く愛着を持って住心地の良い家を得るにも勉強が大切だと考えた2020/09/22