ポプラ文庫ピュアフル<br> 花のお江戸で粗茶一服

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ポプラ文庫ピュアフル
花のお江戸で粗茶一服

  • ISBN:9784591166673

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内容説明

弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の嫡男・友衛遊馬、二十歳。 家出先の京都から帰還するも、家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、働き口を探してこいと言われてしまう。冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。明日が見えないあなたに贈る、笑えて泣けて元気になれる物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽーのじん

10
続きが出ないのを寂しくおもっていたシリーズだったのでうれしい。ほとんどの登場人物が魅力的でいいのですが、京都の宗家だけはカンナや行馬との関係でもやっとしてしまう。個人的には阿闍梨師匠にでてきたほしかったな。佐保ちゃん、おめでとう。こんぺいとう商店街もちょうど読んだので、余計に佐保ちゃんを応援したくなりました。いつか青いたてがみの遊馬が中興の祖になるのではないだろうか?2020/05/10

わちこ

6
遊馬の大学受験の頃から始まり25歳までを描いた読み応えたっぷりの物語でした。 1巻目の最初の方ではキャラが好きになれなかったが、ふにゃふにゃしていた遊馬がいつの間にかしっかりと根を張っていく姿に最後は感動でした。2020/06/13

しゅう

5
この気持ちをどう表現したらいいのだろうと考えていたら解説にありました。「忙しない毎日のなかで、一枚一枚ページを捲る読書の時間そのものを楽しいと心から感じられる物語である。」その通りです!まだまだ続きが読みたいです。2020/08/02

peony C

5
本屋で発見!続編あったのね。前の話を忘れかけてたけど、すっとは入れた。カンナの父が?家元の女遊びに…。とびっくりなことの連続。遊馬の覚悟の過程とスカイツリーができるまでと絡めながら、速足で進んでいく。これを読んで心動かされるであろう10代が手に取ってくれると良いな。最後まで、いまいち遊馬のカリスマ性が良くわからなかったけど。いろいろな人に助けられることが大切なのよねと思った。佐保ちゃん、かっこよかった。 最後の弥一の東京大空襲の話が痛かったな。忘れちゃだめだよね。2020/07/07

YH

4
面白かった。板東巴流の置かれている小さい流派の家元が他に職を得ないといけない状況は良くわかる。遊馬は家元を継ぐ覚悟はついたようだけど、就職はどうするんだろう。NPO法人を選んで欲しい気がしている。2021/12/25

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