― 頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ

著者名：カマたく【著者】

KADOKAWA（2020/04発売）

• ISBN：9784040643908

内容説明

結局、本気で空気読めないヤツがいちばん幸せに生きられるのよね。あー、腹立つ！

TwitterにUPする、日常を絶妙に切り取ったあるある動画が大評判＆大拡散されフォロワー78万人以上！(2020年４月時点)
歌舞伎町のゲイバー店員・カマたくさんのエッセイがついに登場。
いかにもポップでキャッチ―なカマたくの底にあるのは、ある種の「諦念」哲学。
「働きたいわけがない」「野望とか暑苦しくて無理…」「働きたくないという野望だけがある」「意外と死なないからざっくり生きてる」
そんな人生観を交えながら、数奇な生い立ちや日常を語り尽くすエッセイ集です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっか]

ツイッターで大人気のカマたくさん初の著作。あー良いわ〜！カマたくさんの脳内をインストールしたい！マジで。幸せかどうかって原因と結果があって…というよりかは思考のクセでできてるのかな、と感じた。カマたくさんの、無理やりじゃないニュートラルな、それでいて明るいポジティブ変換力は本当に身につけたい。SNSの裏話と、イライラはなくならない話が本当良かったなあ。1ページにいち笑いあって、読んでるだけでも本当楽しい！上や周りを見て焦っちゃってる時、漠然とした不安がある時に明確な指針を見せてくれるような1冊です。

2020/08/26

[カフカ]

歌舞伎町のゲイバーで働く、カマたくさん。Twitterで偶然知り、面白い方だなと思っていたところ本を出版しているということで、読んでみた。 飾らない文章が心にすーっと浸透する。トラウマに支配されない、嫌われることを恐れない、全員に好かれようと思うと結局誰の印象にも残らない“どうでもいい人”になる、今悩んでも解決できないことは悩まない。などカマたくさんの言葉で綴られると妙に心に響く。というかアドラー心理学に通ずることが多く、恐らくカマたくさんは心理学を勉強をしたわけでなく独自に気付いて実践しているのだろう

2023/04/10

[harass]

YouTubeのコラボ対談から知る著者。KindleUnlimited。二丁目のバーテンをするゲイの著者。中学生の時に父親に父の友人に売られるという経験を持つ。これまでの半生や寄せられる人生相談など。考え方が達観していて、ある種仏教的、ニーチェ的な諦観を感じる。軽く読める。

2024/11/19

[麦踏]

TwitterやYouTubeで笑わせてもらい、ちょい破天荒なお兄さんくらいの認識だったけど、気持ちのいい思考や仕事の姿勢、やるかやらないかの二択という考え方に、頭の良い人だな〜と再認識。毒親持って苦労した人は概ね違う仕上がり状態しか見たことないので、こういう人もいるのかと新鮮だったし尊敬した。人に嫌われないかを意識しすぎると発言が消極的になり結局「好き｣とも思われず「どうでもいい人」になる。ちなみにあなたを「嫌い」と思う人は「好き」の2倍はいると思った方がいい。好きか嫌いかは結局相性。マジ、それ！(笑)

2020/11/14

[あつこんぐ]

『アドバイスに、「でも」って返すやつは相談する権利なし♡』←ホントこれ、大正解。カマたくさんの半生的な事が書いてある本かなぁと思い手に取りましたが違ってました。私はカマたくさんのYouTubeをほぼ毎日観てるので、YouTubeに比べるとこの本はちょっとあっさりめで物足りなかったかなぁと思います。こんな風に“自分は自分、人は人”と割り切って生きるのは難しいけど、私も少しずつ心の断捨離をしていきたいと思います。

2023/04/29