内容説明
『タテから見る世界史』『ヨコから見る世界史』ほか、累計100万部(2020年4月時点)を数える学習参考書ベストセラーを出してきた大人気予備校講師が、
世界の歴史を「ヨコのつながり」視点で解説した、大人のための“やり直し”世界史。
現代社会とリンクする18のテーマを厳選し、世界史知識ゼロの読者から現役学生まで、“学校では習わなかったこと”丸わかりの一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
20
世界はつながっている。気候変動や技術革新の影響は世界中に広がり、同時多発的に同じような出来事がおこる。四大文明の発生、普遍宗教の誕生、古代国家のインフラ整備、巨大帝国の繁栄によるユーラシアの東西交流、寒冷化による遊牧民の南下・民族大移動・世界交易の衰退・感染症の大流行、温暖化による農業生産の向上・交易の活発化、大航海時代と銀の流通、情報化による世界の一体化、環境破壊とSDGs…。同時代で各地の出来事を比較してみると、世界史の流れがよく分かる。2022/02/14
宇宙猫
16
★★★ 分かり易いけど内容はザックリとした、「地政学」のような雑学本。ペストと綿織物の関係は面白いと思った。D2020/12/08
かんがく
11
時代ごとに章分けをして、東西の共通点を指摘しながら歴史記述をしているので世界的視野で歴史の流れを掴むのに最適な一冊だった。気候変動と流通の発達が同時代的な変化をもたらす大きな要因となる。紹介される説にトンデモぽいのが多い気がするが、一般向けということでご愛嬌。2021/03/05
チャー
10
世界各地で同時期に起きた事象で歴史を紐解いた本。世界史の学習方法としては各地域ごとに数十年から数百年と言った流れを辿る形が多いが、本書では同じ年の近辺に起こった出来事を世界で並べて比較している。加えて最近発見された遺跡や資料の内容を追記し、これまでの歴史事実が変わるかもしれないと随所で述べている。時代ごとに各地を眺めるという視点は斬新であった。新たに発見される資料によっては、歴史認識は随分と変わるとともに、これまでの認識と大きく異なるという考え方を知る参考となった。2020/11/14
キリル
8
かつて世界でしかも同時に起こった出来事を関連付けながら世界史をヨコのつながりから見た本。取り上げられている出来事は半分与太話みたいなものもありましたが、総じてなかなか興味深く、世界史のつながりが感じられて面白かったです。ほぼ各世紀ごとに東西に大国があり、両大国との行き来を中継して発展する国家群があるというのが一種のテンプレートなのだなと各章の地図を見て思いました。2020/06/18
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