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内容説明
プライベートや仕事の課題や悩みにおいて、たちどころに答えを導き出してしまうビジネスエリートたちが数多くいる。
なぜ、彼らは一瞬で答えを導き出せるのか?
一方で、なぜ多くの人は、さんざん悩んだあげく、失敗してしまうのか?
じつは、私たちが直面する難題や悩みのほとんどは、すでに世の中に解決法が存在する。
そのことに気付いた二人のアメリカのビジネスパーソンが世界中から集めた300以上の思考法を整理して体系化。人生や仕事で悩みを持つ人に向けて、具体的な事例を交えながら活用法を解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
49
基本ビジネスに重心が掛かっているが、前半は諸々の認知バイアスとそれを回避するため冷静な認知手法も紹介される。とにかく網羅に主眼が置かれており分厚いし生半可上等で読み進めないといつ終わるやらで、途中からはキーワードとキーポイントだけ掬って流す。定着は期待はせず朧げな記憶がいつか繋がることを期待して流し読む。「先延ばし人間図鑑」は笑えた。サンクコストの誤謬から脱却してしっかり前を向こう!ゲーム理論も復習。「勝つための唯一の手はプレーしないこと」は印象的。それに終わりに出てくるバフェットの「能力の輪」も。 2025/07/18
Ujiro21
9
通勤用に。TIP集。長い割に確率や相関の基本的な話も多くサラっと。2024/04/19
けん
6
★3.02024/01/04
Taizo
5
タイトルの「思考法」のことを本書では特に「メンタルモデル」と呼称している。メンタルモデルは本来認知心理学の言葉で個人個人の事象を解釈するときのクセを表すのだが、本書ではもう少し広く、仕事や日常生活に活かせる(主に学術的に名の知られた)思考法全般のことを指している。「世界中」からの名に恥じず交渉術・ゲーム理論・マーケティング・統計・マネジメント等々、幅広いジャンルの考え方のフレームがまとめられている。通読するとそのフレームの多さに溺れてしまうので、自分なりに重要で行動に移せそうなところを読むのが良さそう。2022/05/12
エジー@中小企業診断士
4
原題SUPER THINKING 思考の手がかりとなる概念の枠組み「メンタルモデル」300以上を体系的に分類・解説。選択、結果を想定する、タイムマネジメント、変化に適応する、数字や統計、意思決定、対立に対処する、潜在能力、市場支配力に分類。利用可能性バイアス、ハンロンの剃刀、公正世界仮説、リンディ効果、「文化は戦略を食う」、幸運表面積、クラスター錯覚、マズローの金槌、ルシャトリエの原理、ポチョムキン村、「リーダーシップとは、より良いパフォーマンスができるよう、人々の潜在力を解き放つこと」。索引が良い。2024/06/13