内容説明
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絵で読み解く、同時代の日本史と世界史。
学校では別々に学ぶ日本史と世界史は平行したタテ軸の歴史で、ひとつの時代像としてつながりにくい。そこで、同時代という視点で切り取った日本と世界のできごとを組み合わせ、エピソードとひねりの利いたイラストで紹介。そこから見えてくる時代の共通性や世界の動きの違いなど、歴史の読み方を池上彰氏が案内する。 ナポレオンがイタリア侵攻でアルプスを越えた1800年、日本では伊能忠敬が蝦夷をめざして江戸を出発。また、西南戦争勃発と蓄音機の発明は同じ1877年、西郷隆盛とエジソンは同時代人であった…など、思いがけない発見があり、歴史が身近になってくるたのしい絵解き歴史読本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takuchan
4
歴史本というより、漫画的•雑学的でとっつきやすい。聖徳太子の法隆寺創建とムハンマドがイスラム教を開いたのが同じ時期というのは想像しにくい。ステンカラージンの乱という事件のことは今まで全く知らなかった。2014/10/01
11時11分
4
横軸で、世界と日本の歴史を同時に見ていくイラストいっぱいの、ためになる本。図書館で借りたので、借りられる期間中ににわか歴史勉強をしようかなと。2014/04/23
rumi
4
中学生になった長男へ借りてきたのだが、馴染みないピンクと黒の配色にひかれパラパラと目を通す。えーこれこんなに遅かったの?えーー外国じゃもうこんなことしてたのぉ?!と著者の狙い通り驚いてやったわ。しかし巻末に、〜あなた自身もまた歴史を織りなす貴重な一本の糸。今こうしている、このときも、世界はいっしょにまわっています。〜と。いやそう言われてもそんなに感動的な内容はなかったような。。。時代的な対比はフムフムだがそこまで言うなら明確な繋がりの説明まで知りたかったな。池上彰さん監修。2014/04/22
りつか
4
日本史なんて中学以来だし、世界史も高校のときはルネサンスまでしかやってなかったので、そうだったのかー、と思いながら読んでた。でも結局左のページと右のページ別々に読んじゃって、同時代のできごと、って意識は特にないまま読み進めてしまった。おまけの豆知識みたいなところがあったのがよかった。【tkb】2011/02/02
柳ノ枝
2
「いっきに! 同時に! 世界史もわかる日本史」という本もほぼ同じ時期に読んだ。比較すると、どちらも世界史と日本史で近い時代に起きたことを語っているが、こちらは文化史が中心であちらは戦史や政治史が中心のようだ。こちらの方が軽く読める読み物だった。2013/10/25