内容説明
■目次
鉄路の“シルクロード” JR高崎線
水陸を繋ぎ、海の玄関口・敦賀港へ JR北陸本線
一路道後温泉へ! 伊予鉄道
日本海軍の命脈を担った JR横須賀線
鉄道建設のための鉄道線 JR武豊線
目指すは国際避暑地 JR日光線
3路線が争ったお伊勢参りの足 JR参宮線
鉱石を運ぶために誕生した JR青梅線
信仰心は鉄路も通す JR成田線
“黒いダイヤ”の輸送路 JR香椎線
芳賀野に敷かれた“難産”路線の歴史 真岡鐵道
聖地に向かって延びた鉄路 近鉄天理線
開拓の魂が開通させた JR石北本線
“東海道”から外れた危機が誕生のきっかけに 箱根登山鉄道
上田・小県鉄道網最後の一路線 上田電鉄
川砂利を積んで貨車が走った JR相模線
京浜工業地帯とともに誕生 JR鶴見線
本州最北の民鉄敷設の意外な資金源 津軽鉄道
線路の蛇行が歴史を語る 新京成線
昭和の大阪に生まれた大動脈 Osaka Metro御堂筋線
熱望された都市間輸送 JR仙山線
■著者紹介
米屋こうじ(よねや こうじ)
1968年、山形県生まれ。鉄道に生活感や歴史を求めて、日本と世界を旅しながら撮影を続けるカメラマン。人の手により受け継がれる鉄道遺産を取材した『ニッポン鉄道遺産』(交通新聞社・共著)、アジア鉄道旅でのふれあいを綴った『ひとたび てつたび』(ころから)、“国鉄一族”だった自身の家族の記憶を綴った『鉄道一族三代記』(交通新聞社新書)など著書多数。月刊『旅の手帖』などでも執筆。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
5
鶴見線、成田線、新京成、近鉄天理線などが紹介されていました。2020/07/30
やまほら
3
全国21路線の開業の経緯を、写真家である著者が地元の図書館で自治体史等を調べてまとめたもの。雑誌連載ということだが、短くまとまっており読みやすく、知らなかったこともいろいろあった。もちろん、添えられている写真がよいのは言うまでもない。2020/08/14
Teo
2
誕生秘話とあるが、あまり秘話な感じではない。それよりもこの本の一番大きな問題点は「xxからxxを結ぶ路線だ」とか言いながら一つとして地図が無い点だ。いくらなんでも地名だけ書かれてその路線がどこをどの様に結んでいるのかなど、余程身近な路線でなければ思い浮かべるのが難しい。一つ地図があるだけで全く違うのに。ひとつだけ「そうか」と思ったのは石北本線が三つの路線の組み合わせの結果遠軽でのスイッチバックになったと言う話。2020/08/11
のげぞう
1
鉄道路線の誕生の頃のあまり知られていない話2023/01/02
Ezo Takachin
1
路線図があればとても親切だった。2020/08/14
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