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内容説明
料理家・辰巳芳子の「食への思い」をはじめて絵本化!
「大豆はいのちを支えるまめです。大豆をまける子になってください」
おばあちゃんがくれた「まほうのおまめ」。
食べられるし、植えられる!
枝豆から変身して、とうふ、なっとう、みそ、しょうゆに――
不思議なおまめと旅する物語。
子どもへ、孫へと送りたい、食育絵本の決定版!
松本春野の、祖母・いわさきちひろを思わせる水彩画のタッチも魅力です。
全国の小学校3万人にひろがる「大豆100粒運動」や、
3年生の国語教科書「すがたをかえる大豆」(光村図書)の参考資料になるデータも掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
61
絵本。寒い木枯らしの晩に旅に出た大豆が、春になって目を覚ましぐんぐん伸びて実をつけて、それから更にいろんな大豆加工食品に姿を変えていくことを描いた絵本。歌うようなリズムのある言葉。読み聞かせ4分半ほど。巻末に「大豆のことをもっと知りたい人たちに」解説有。2020/09/03
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
「いのちのスープ」で知られる料理家・辰巳芳子の「食への思い」をはじめて絵本化したもの。いろんなものに変身する大豆。魔法のおまめだという表現がピッタリ。巻末には大豆の解説もあり。絵は松本春野さん。2023/05/24
ヒラP@ehon.gohon
25
そのままの豆を食材にすることもあるけれど、加工されて姿を変えた大豆製品のなんと多いことか、改めてびっくりします。 その大豆をより親しく知るための絵本です。 松本春野さんのやさしく描いた大豆物語は、味わい深いので、単なる学習絵本とは少し違って、心にしみてきます。 日本人の生活に欠かせない大豆の大半を外国に依存していることにも驚きです。 後半の重厚な解説も大切でした。2023/12/30
ケ・セラ・セラ
21
松本春野さんの優しい絵と語り口がいいですね。魔法のお豆、大豆。一粒の大豆が成長し、緑の枝豆から秋になると黄金色の大豆に。大豆からできるさまざまな食品の紹介(この部分だけでもそれぞれ一冊の本になりますね)。巻末には大豆についてのさらに詳しい解説と、監修の辰巳さんの寄稿も。小学校中学年以上のお子さんには最後まで読んでほしい。お正月の黒豆から、節分の豆まき。毎日の食卓にも欠かせない大豆と大豆から生まれた食品。自給率7%に危機感を感じます。お話のかたちから入る学習絵本。2024/01/21
mntmt
12
だいず様様です。2020/08/23