内容説明
メフィスト、大ピンチ! 敵は師のファウスト! ――17歳の美少女・阿雅木(あがき)雪代は、体がガラスのように透き通って消えてしまう「四季譜病」に冒されていた。姿を次々と変化する怪屋敷まで治療に赴いたメフィストに、彼の師であるドクトル・ファウストと手下が襲いかかる! 老医師が言う「資格試験」の意味とは? 雪代の命のタイムリミットまで、あと5分!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿悠
1
漫画版で興味を引かれ、初の菊池秀行さん。異常の表現が豊富。クトゥルフの「あちら側」やヘルサレムズロットを思い出した。血界戦線の混沌とした街が好きならはまりそう(こちらの方がむしろ先行の「オリジナル」だし、だいぶ大人向けなのは承知) 基本的に力あるものが生き残る弱肉強食の世界。でも普通ならば「強い」奴がより「化け物」な奴に容赦なく搾取されていく様が面白い。そしてその世紀末世界でも最上位近くの実力の持ち主が主人公たる安心感や。というかメフィスト先生が何かする度一々容姿を称える美辞麗句が入るのが笑う。2022/06/29
凪子
1
師が出てくると途端に面白くなる本シリーズ。 ドクターはサブカルチャー系好きなんでしょうね。特に時代劇とか、和風文化。 素直に謝るドクター可愛い。
天城 鋼牙
1
さすがメフィスト先生!2008/07/20