講談社文庫<br> ボクの先生は山と川

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講談社文庫
ボクの先生は山と川

  • 著者名:矢口高雄【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2020/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062630191

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内容説明

夢多き中学生時代の活躍を描く感動エッセイ。秋田の山村での暮らしや家族の交流など、心温まる自然と人々を生き生きと描く! ――舞台は秋田の山村。そこでの暮らしや農作業の苦労をはじめ、釣りキチ三平を育てた四季折々のエピソードがいっぱい。中学でのユニークな運動会、村祭りでのヤクザの奮闘、優しい母との会話が、生き生きと甦える。どんなに厳しい環境にあっても、生きる力を身につけ、夢をはぐくむ少年時代を描く、漫画&エッセイ。釣りキチ三平はいかに育ったのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

28
 著者の漫画『ふるさと』は、農業を行うために故郷の秋田に帰ってきた父と、その子ども太平とみずなの家族の物語。東京育ちの二人が、決して便利ではないけれど、自然に囲まれた豊かな山里の暮らしに次第に慣れ親しんでいく様子が生き生きと描かれている。 以前読んだ著者のエッセイ『僕の学校は山と川』では、著者のふるさと秋田の「学校生活」と「遊び」が、続編の本書では、家業の「農業」を中心に「暮らし」と「家族」が綴られている。 「「田植えばっかしじゃねぇ。百姓ちゅうもんは腰の痛ェもんだ。んだども見れ。こうやって泥田が⇒2020/12/11

渡辺(読書/散歩)

3
学校生活、山野、川での遊び、季節ごとの生活、苦しい畑仕事と広がりを見せたエッセイは、後半から祖父、祖母、父や家の話に収束していきます。そしてラストは、冬季の牛馬の飼料となる葛(くず)の葉を取りに、母親と二人で山に行くエピソードで締められています。わんぱくな釣りキチ少年がどこまで駆けていくように広がった物語の着地点としては、控えめでしんみりとしたエピソード。最高です。 https://book-attic.com/yama-kawa2023/10/20

87book_JPN

2
前作「学校」に続き、20年以上前に初めて読みました。実際に読んだのは単行本でした。東北の山に囲まれた農村でたくましく生きる主人公が眩しくて、羨ましくて、前作同様何度も読み返しました。漫画版の愛蔵版、たしかタイトルが「ふるさと」だったかな?これまた良かったのを思い出します。

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