身体的生活

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身体的生活

  • 著者名:佐藤友亮【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 晶文社(2020/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794971739

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内容説明

結婚、進学、就職、起業…未来を完全には予測できないことがらや、あらかじめ正解がない問題と向き合うとき、どうしたら合理的な判断ができるのか。そのよりどころとなるのが身体感覚。心理学者・チクセントミハイの「フロー理論」の解説を通じて、身体の感覚を磨き、より豊かな人生を送るための知恵を伝える思索的エッセイ。医師であり、合気道家である著者の経験知とエスプリがつまった一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

teddy11015544

8
医師としての「常識的あり方・ものの考え方」から離れるのはどうしなければいけなかったのか。医師になるのは6年間とさらに続く何年もの常識の通じない世界に踏み込む訓練を受けなければならない。その世界からいかにして自分のあるべき世界へ帰還することができたか、のように読んでしまった私は少しおかしいのかもしれない。2020/06/27

ATS

6
『医療とは何か』(https://amzn.to/2WhmWhw )、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(https://amzn.to/3aUYojD )と関連している感じ。前者は意思決定における不確実性の認識の重要性、後者はアート的な感覚の認識の重要性、本書は身体知性(非分析判断=不確実性・アート的判断)をいかに高めるか。フロー理論などを中心に高強度運動やマインドフルネス(いまここの認識)、メタ認知、ルーティン(習慣)化などが挙げられている。もう少し科学的な補強があるとよかった。2020/05/02

spike

2
冒頭「内容が難解であれば第二部からお読みください」とあるが、第一部はとてもわかりやすい(というかとても誠実なフロー理論の読み解き)し、これを読んでからの方が、著者のひとり語りである第二部の内容がより味わい深いように思う。2020/06/14

みたきな

2
タブーをやぶらないといけないときがある、ということについての考察。 合気道から学べることに対しての考察。 この二つが自分には響きました。2020/05/21

kitakama633

0
チクセントミハイがいうフローの分かりやすい解説書を探していて読んでみた。直感的に行われている、非分析的判断の説明として、結婚にふれていたが、お見合いは、理想ありきで、有時間的に、結婚生活のなかで幸せを形成しようと努めていくのに対して、恋愛結婚は、その時点のお相手のスペックで、むしろ無時間的に、自分にふさわしいと思われる相手を選んでいる、という指摘に、ちょうど横浜高校野球部監督の長女で寮母を努めた元美さんの講演を拝聴したこともあり、首肯しました。読了した当日に、横浜高校が聖光学院に負けてしまったのは偶然。2022/08/14

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