内容説明
「勝手に入りこんで、まさかそのまま帰る気?」ひょんなことから、あるお屋敷に迷いこんでしまった、小6の朱里。そこにいたのは、はかま姿のナゾの少年「言彦さん」だった。彼と「怪談いろはカルタ」をするハメになってしまう。『急がばまわれど逃げられず』――札をめくると怪談がはじまってしまい…!? しかも、とちゅうでやめられない!? 新感覚×恐怖ミステリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
2
母親と喧嘩し家を飛び出した朱里。知らない道を歩いていると、古い屋敷が目に入る。初めて見るはずの屋敷に懐かしさを感じ朱里が門をくぐると庭に大きな倉が建っていた。吸い寄せられるように中に入ると暗がりの中に謎の少年が佇んでいた。 *** 子供向けの怪談本を多数執筆している作者の作品。ポプラ社から色の本シリーズ、怪談収集家シリーズが出ているのは知っていたが、集英社みらい文庫から出ていたのは初めて知った。表紙の妖しさに惹かれて買ったがこの作者の本は好きなので純粋にうれしいところ。2020/05/24
カヤ
2
緑川さんの新シリーズ。ひとつ除いて後味わるい話。色の本シリーズの怖さはないけれど、本筋の話は序章だし、続きが出たら怖さグッと増しそう。2017/01/27
梨紗
1
最近の子供の怪談ってどういうのがあるんだろ・・・ってただ興味本位で手に取ってみれば、面白いし結構怖かった。急がば回れ~なんてめっちゃ理不尽じゃないですか!ぜひとも最後まで読んでいきたいですね!!ここで検索して初めて知ったのですが、この方沢山の怪談本書いてらっしゃるんですね。それもぜひ読んでみようと思います。2017/03/07
ねこうさ✿
1
緑川聖司、みらい文庫に初登場。たまたま迷い込んだ蔵でカルタの入った箱を開けてしまって、そこからいろはの文字順に怪談が語られる。是非「す」まで行ってほしい。中で語られる怪談は本の怪談シリーズよりもちょっと長め。今の所都市伝説はない。窓に映る誰の目にも見える亡霊とかそういうの苦手だなぁ。ちょうど寝る前に読んでたので寝るときちょっと怖かった…。お札が喉に詰まるのも物理的で怖い。最後まで蔵に拘束されるのかと思ったけれどそうではなかった。言彦は本当にそういう名前なのか諺を見間違えただけなのか。続きが楽しみ。2017/02/07
ユウ
0
いろはカルタをもじった怪談を着物の少年が話していく。強制的に聞かされるというか。理不尽すぎるw 怖い話の新しいシリーズ? 2017/04/17
-
- 電子書籍
- 転生大聖女の異世界のんびり紀行(6)
-
- 電子書籍
- 「調子いい!」が続く姿勢と呼吸の整え方
-
- 電子書籍
- プリンスの甘い罠〈三つのティアラ I〉…
-
- 電子書籍
- 100万回ネイティブが使っている英会話…