文春文庫<br> ぷろぼの 人材開発課長代理 大岡の憂鬱

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文春文庫
ぷろぼの 人材開発課長代理 大岡の憂鬱

  • 著者名:楡周平【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 文藝春秋(2020/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167914745

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内容説明

変態リストラ部長にこの世の地獄を!
会社を食い物にする極悪人に、ボランティア仕置き人が鉄槌を下す痛快エンターテインメント。

業界大手のパシフィック電器は、人事部労務担当部長の江間を中心に大規模なリストラを進行中。江間の極悪な追い込みに、ついに自殺者が出てしまう。
クビ切りを押しつけられた課長代理の大岡は耐えかねて、三国が代表を務めるNPOで、「プロボノ」として社会貢献活動をすることに救いを求める。
江間の悪辣な行状を知った三国は義憤にかられ、江間を「嵌める」べくハニートラップを仕掛けた。しかしこれは、三国が仕掛けた罠の序章にすぎなかった……。

「ぷろぼの」とは、「公共の利益のために(pro bono publico プロボノ プーブリコ)」という意味のラテン語。

解説・村上貴史


※この電子書籍は2017年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

TAKA

16
鬼畜の如くあの手この手でリストラを仕掛ける人事部長の元で、精神を疲弊していく部下の苦悩と憂鬱。その部長を懲らしめる勧善懲悪物語。スカッと爽快の読後感だった。2020/05/17

ohion

9
著者の本は初めて。とても読みやすかった。前半、リストラの裏側、人事部長の行いが詳細に語られる。後半、病んできた大岡課長代理がNPOにいったのがきっかけで仕置が始まる(仕置のNPOじゃないですよ)。 面白くて、続きが気になって後半はペースよく読めました。勧善懲悪で読後感スッキリ! 2020/06/05

tnyak

7
久しぶりに楡さんの小説をんだ。勧善懲悪なストーリーで、爽快感、痛快さを感じた。2020/12/28

こまちゃん

6
某大手総合電機メーカーのリストラにまつわる企業小説。悪の権化みたいな人事部長を必殺仕置き人チームが成敗する勧善懲悪ストーリー。ワンパターンですが、スカッと指摘町がよかったです。2021/10/31

びりけん

5
☆4つ。勧善懲悪最高。以前図書館本にて読んだものの、すごく楽しめました。2020/05/11

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