― 自己肯定感の低いワタシちゃん

著者名：うさぎのみみちゃん【著者】

KADOKAWA（2020/04発売）

• ISBN：9784047358775

内容説明

周りの目が気になるのも。見返りがないと愛してもらえないと思ってしまうのも。自分で自分を愛せないのも。自分に価値がないと思っているのも。完璧でいなきゃという暗示をかけているのも……。
生き辛くさせてるのは、ぜーんぶ私なの。
それでも日々を生き抜くワタシちゃんの満身創痍４コマついに発売！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[馨]

お気に入り様のレビューを読み読了。実際私もどちらかというと自己肯定感が低いので、わかる部分が多かったです。主人公ワタシちゃんの自己肯定感の低さはひとえにお母さんの育て方が悪いと思いました。お母さん自身が自己肯定感の低い人だと感じまます。が、やっぱり母たる存在なら子供の味方となり褒めてあげることは大事だと思います。ワタシちゃんが自己肯定感を高めることに縛られすぎないで、前向きな人にも悩みや苦しみはあるということを知り、気楽に生きるようになれば良いです。

2020/05/03

[なこ]

「それが出来てたら悩んでないよ！」間違いない。すごく共感でした。巷の本にはよく「考え方を変えよう」「自分に優しい言葉をかけよう」なんて言うけれど、それが出来たら悩んでない。自己肯定感なんて捉えようのない言葉、実は幻想なんじゃないかって思います。しかし、生きづらさは明らかに人によって異なる。だからやはり何とかしたい。最後にもあったように、自己肯定感が高くても悩みはある。そんな「〜とは限らない」「〜なこともある」という実感を他者との語りや関わりの中で少しずつ積み上げていくことが必要なのだと思います。

2024/02/08

[あつ子🐈‍⬛]

「自己肯定感が低いからって 楽しいこと うれしいことが ないわけじゃない。 自己肯定感が高いからって 悲しいこと 苦しいことが ないわけじゃない。 み ん な 生 き づ ら さ は あ る ん だ よ。」 自己肯定感高めていこう！的な書籍を見るたび感じていたもやもやの正体が、分かったような気がします。十代の私に読ませてあげたかったな(それはそれですんごい反論してきそうだけど私)。良書です。

2021/08/10

[しま]

著者のブログが好きなので、本も読んでみたいと思い気軽に読み始めたのですが、意外と来る……ダメージが……なかなか読み進められませんでした。自己肯定感って結局、自力でどうにかできるものでは無いんだと思います。自分を変えようと思うのでなく、受け入れてからの一歩が大事なのかと思いました。

2022/11/04

[Eri]

あー！このワタシちゃんの思想に捕えられて、がんじがらめになっていきそうな息苦しい感じがツライ！！ 自己肯定感なんて、わたしだって高くはないと思うけれど、ワタシちゃんはちょっといきすぎかなー、と思っていたところで、最後のまとめ的な救いが！そうそう、そうだよね！！

2020/09/21