WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学

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WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学

  • ISBN:9784909249265

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内容説明

ニューヨークタイムズ、ベストセラー!
日本人の健康と医学に対する常識を根底から覆す必読の書!
生のリンゴの抗酸化力はビタミンCサプリメントの約263倍!
「ここ100年で最も影響力のある栄養学者」と言われる著者による、科学的に裏付けされた真実!

本書は、50年以上にわたる「食べ物と栄養が健康に与える複雑な影響」についての実証研究、
国内外の政策の評価や立案、研究論文の執筆・発表、またトップジャーナルの論文審査委員など、
あらゆる段階での科学的根拠の立証に一生を捧げている、
T・コリン・キャンベル博士による人々を健康へと導く渾身の一冊です。
「栄養界のアインシュタイン」と呼ばれる著者 T・コリン・キャンベル博士が
確信を持つに至った健康へのアプローチ。
それは、私たちの健康を決定づけるものはDNAや環境の中に潜んでいる化学物質よりも、
私たちが日々「何を食べるか」のほうがずっと大きな影響力を持つということです。
本書を読むことにより、なぜ私たちが摂取する食べ物の選択が、
高価な薬よりも迅速かつ効果的に身体を改善させ、最も優れた外科手術よりも劇的に回復させるのか、
その仕組みを理解することができます。
また、正しくがん、心臓病、2型糖尿病、脳梗塞、ED、関節炎など
あらゆる生活習慣病を予防するための方法についても書かれています。
つまり、私たちは食べ方を変えるだけで、自分の健康を副作用なく良い方向へと変えることができるのです。
博士が発見した、動物性たんぱく質ががん細胞の成長の「オン」と「オフ」に関係しているという
衝撃的な研究結果について読んでいただけると、
なぜ食事を変えることによってがんが治癒するケースもあるのかが深く理解できます。
また、アメリカ政府の政策立案に関わってきた著者だからこそわかる、
国による政策立案、医療システム、製薬会社とサプリメント業界、栄養化学界の
利権構造についても言及しています。
タイトルの「WHOLE」は全体を意味しています。
現在の医療は異状が起こっている部分しか見ませんが、
実際の身体はすべての部分が複雑につながっています。
「部分だけにとらわれず、全体として自身の身体を捉えることが本当の健康につながる」、
世界で最も影響力がある栄養学者である著者のメッセージをぜひお受け取り下さい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kokichi

8
栄養学がなぜ世の中に浸透しないかを主題として取り扱い、不条理な社会を受け入れている我々に警鐘を鳴らす一冊である。自然食そのままのWHOLEかと思いきや、世の中をマクロな視点でみたWHOLEであり、壮大なテーマであった。どの食品を食べればイケメンになれるのかな?という安易な動機で手に取ったものの、この世の常識とは何かと深く考えさせられるはめに。。医者、製薬会社、政府、権威ある学会。いったい何のために存在しているのか?人間は何を追求しているのか。営利目的の進む先は。。とにかく知識、考える力が必要だ。がんばろ。2020/04/26

イコ

4
栄養学の本を多数読んできたが、多かれ少なかれ論文によっているはずなのに意見の相違があるのがむしろ面白い、本書を読んで動物性タンパク質が発癌を促進していたとあるが、 科学が暴く「食べてはいけない」の嘘辺りを読むとそこまで心配しなくても良いような気がする。それよりもリダクショニズムについての話が興味深い、サプリメントの中には有用性どころか害になるものまであるので加工されてないものから栄養をとる姿勢は、健康寿命を延ばす為にも有用だと思われる。医学会と裏側まで知れる本書だが、食事方法などは追求されてない。2020/04/12

健康平和研究所

1
この本は学術研究におけるリダクショニズム、細分化主義の弊害について述べられている。「わら一本の革命」の福岡正信の分析しても分からないに通じると感じた。 287頁の図、現実に栄養に関する「情報」が医療制度の中をどのように移動しているか。健康の増進に役立っているのではなく、利益の増進に役立っている。情報回路の目的が健康ではなく収益になってしまうと、関係するすべての結果が捻じ曲がってしまう。330頁「自由で想像力に富む考察」の局面が科学のロードマップから消えてしまうと、そこに真の科学というものがなくなります2024/05/08

Darbytime

1
反脆弱な食事法の話。栄養素を一個だけ取り上げてその影響だけで物事を判断・解決しようとするリダクショニズムと対比で、人体も栄養素の影響も複雑だから細かいところはさておきトータルで健康になることを目指すホーリズムを語る。細分化は見えてる範囲での合理性に過ぎない。食事法のみならず、哲学的な意味でも学びのある本だった。2021/10/23

漆黒猫

0
肉否定派で加工しない食品がいいという感じのようだ。がんが食事で消えた系はうかつに信じるべきではないが、砂糖とか油は控えておいた方がいいだろう。会社への忖度が問題というのが割と長く書かれていた印象。とりあえず、甘いものは控えた方がいいとは思った。2024/07/22

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