内容説明
未知なる生物たちとの遭遇
古生物学の布教書
ここまで明かされる、進化の不思議と謎
ティラノサウルスは本当に羽毛?
クジラの祖先はオオカミ! ?
一つ目巨人の正体知ってる?
「月のウンチ」は、何の化石?
実はあなたも古生物を知っている
「古生物」をご存知でしょうか?
え? ご存知ではない?
大丈夫です。大丈夫ですから、ここでページを閉じないでください。
きっとあなたは、古生物をご存知のはずです。
たとえば、ティラノサウルスに代表される絶滅した恐竜類。
彼らは古生物です。
たとえば、アンモナイト。たとえば、三葉虫。
彼らもみんな古生物。
化石として現在にその姿を残している彼らはみんな古生物です。
古生物、古生物学のもつ面白さの一端をご堪能いただければと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダミアン4号
43
よく考えると化石って“そのまんまの姿”(←潰れてない、欠けてない)で見つかる事が稀なんだから“真実の姿”がわかんないのは当たり前なんですよね…古くなればなる程その傾向が顕著になり…そりゃあ~た!どっちが頭でどっちが尻尾なんだかわかんなくたって仕方が無い!(笑)この手の本を読む度、更新される“古生物”の常識!昔習った事は今じゃ間違いだったのね(笑)今回、興味深かったのは伝説の生き物がもしかすると古生物の化石からっていう話!今だってありますもんね…変形した頭蓋骨を見て「宇宙人!」それを思うと昔の人を笑えません2019/09/06
みや
16
古生物学の雑学本。初めて知る情報を平易な文章で学べて楽しかった。考古学は人類の歴史を研究、古生物学は人類の文明の歴史が始まる前を研究する学問。同種の性差か別種かの見極め方の一つは個体数。翼の起源は愛のため。馬の蹄は中指。発見されたティラノサウルスは世界で50体ほど、その大半が全身の50%も残っていない。基礎中の基礎から「言われてみれば確かに気になる!」な疑問まで様々あって面白かった。世界各地の様々な伝説や怪異は古生物が元ネタの可能性があるという説が非常に気になる。その着眼は無かったから詳しく知りたい。2023/09/30
MASPY
14
古生物というと恐竜、翼竜、三葉虫、サーベルタイガー、アンモナイト、ナウマンゾウくらいしか知らない私でも十分に楽しめる内容でした。私が子供の頃の「常識」とはずいぶん違っていて(羽毛や羽の生えた恐竜など)、楽しく読みながら、古生物に関する新たな知識を得ることができました。2024/02/18
tokkun1002
13
2019年。最新。絵が最小限過ぎる、図解がないとつらいね。2019/07/18
三色かじ香
6
古生物は魚類から哺乳類そして無脊椎生物までさまざまで、範囲が広大であること、と、研究の手法はどの種でも類似していることを感じました。2021/08/04