内容説明
「自分のことはいちばんわからないから、一
生かけて発見していくのです」「感謝の気持
ちでキープオンゴーイング」「死とは命の終
わりではなく新しい始まり」。2017年に
105歳で天寿を全うした医師、日野原重明
氏による最期のメッセージ。どんな苦しみの
中でも生きることは喜びに満ちている。私た
ちはどう死を迎えるのか。全世代必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
129
聖路加国際病院の元名誉院長、日野原重明先生の最後の著書。「生活習慣病」の名付け親、地下鉄サリン事件では病院を開放して被害者を受け入れたりと、その存在は存じ上げていたが、今回が初読み。105歳まで生きた神様のような先生ですら、死が恐ろしい、自分のことは一番分からないと仰っていたのがとても印象的だった。生きていくのは本当に大変なことだけど、私もいくつになっても驕ることなく、真摯に人に向き合っていきたいと改めて思った。先生を介護された義娘の眞紀さんによる手記の「死と向き合った最後の半年」(単行本未収録)も必見。2020/05/19
つんこ
2
どの言葉もじわっときましたが、若い人とのつきあい方は説得力がありました。なんといっても105歳。周りは全部年下なわけですから。長生きはするものだ、100歳超えて初めてわかることもある、80歳だった自分が可愛く思える、というのもそんなものかと深く感じいりました。 あと100歳超えてから顔のシミをとった、というのは一番ツボりました。50歳超えてあきらめてる場合じゃないな。笑2022/09/24
miya
2
以前から読みたいと思い、読みたい本リストに登録していた本を読みました。一言一言が重く、いろいろ考えさせられました。常に人のため。このような生き方ができたら良いなと思いました。2021/06/19
たけぞ
1
心に染みる話でした。キープオンゴーイング。2020/06/08
tyra
0
★★★★☆再読。再読したらすーっと入ってきた。キリスト教的思想が強いですが、達観してるのですっと入ってくる2024/09/02