内容説明
ママが突然卒業宣言!?双子たちが大奮闘!
青山七恵が温めてきた懐かしくて新しい物語。
「ママは大人を卒業します!」とシングルマザーで小説家の母親が突然の宣言。
11歳の誕生日に大人になることを余儀なくされたハッチとマーロウ。お料理ってどうやって作るの?お洋服、何を着ればいいの?双子に個性って必要?私たちのパパって誰なの・・・・?少しずつ目覚めるふたりの自我と葛藤。二人の12歳までのコミカルでシビアな1年間を優しい視点で紡ぎ出す。
奮闘するかわいい双子の日常が、大変だけど、楽しくって愛おしい。
結末に知るママの子供への思いに涙。双子が交わした将来の小さな約束に心揺さぶられる。
TBS「王様のブランチ」、日経新聞、毎日新聞、VERY、Oggi、など多数のメディアで大絶賛。中学入試でも多数の学校で採用されるなど大人も子供も必見の書が待望の文庫化。思っている以上に子供って大人、大人だって本当は、まだまだ子供、そんな微妙な内面を鮮やかに描ききる。
かつて子供だった大人へ、これから大人になる子供達へ贈りたい、感動の物語。全編を飾るイラストは、大人気イラストレーター・田村セツコさん。
文庫版解説に東直子さん。
※この作品は過去に単行本として配信されていた『ハッチとマーロウ』 の文庫版となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
54
本屋さんで表紙に一目惚れして購入。11歳の誕生日に突然「ママは大人を卒業します!」と宣言されたハッチとマーロウ。なんでも自分達でやらなければいけなくなり、大忙しの毎日。そんな中で、自分らしさとはなにか、この考え方は本当に正しいのか、と様々なことに向き合って成長していく。読み応えがあり、挿絵もとても可愛くてほっこり(*´∀`*)とても面白かった!2020/05/01
future4227
46
2018年慶応普通部、日大豊山女子などで出題。突然、ママに一切の家事を託された双子の姉妹。と言っても決して重たい話ではなく。小6なのに前向きで健気で心優しい仲良しの二人。ハッチという愛称はみなしごハッチ、スタスキー&ハッチ(どっちも昔観てた!)が語源と聞いただけで親しみが湧く。ついでに本名は嫁と同じ!東京から転校してきたエリーは町屋から来た!(俺の勤務先!)「母なる大地を、あー!」っていう歌詞も懐かしい!(中学生の時歌った!)なんか共通点が多い。二人の純真な心と会話が素敵。中学生なった二人も見てみたい。2020/08/16
エドワード
26
埜々下千晴(ハッチ)と鞠絵(マーロウ)は双子の小学生。ママと三人で暮らしている。11歳の誕生日に「ママは大人を卒業します!今日からあなたたちは大人よ。」と言われ、どうすればいいの?小学六年生って、色々考えているんだ。美味しいもの、楽しいこと、オシャレ、いつでも仲良く悩む双子ちゃんが猛烈にかわいい。転校生のエリー、スカートをはきたい男子・奈良くん、ママの友人、小野寺さんにキョンちゃん、不思議な人々に囲まれたワクワクの毎日が心の栄養。どんな大人になるか楽しみだ。田村セツコさんの挿絵がレトロで胸キュンだね。2022/08/09
さくら★もち
8
森の家で暮らす小説家のシングルマザーと11歳のふたご・ハッチとマーロウ。母の突然の「大人を卒業します」宣言から始まる1年間の物語です。適当なダメ人間となりつつも明るく愛情深い母のもとで、好奇心旺盛でしっかり者なふたごが助け合いながら様々な問題に真面目に向き合い、強くひたむきに生きている姿が可愛く健気で引き込まれました。こんな家族があってもいい。暖かい気持ちになれる物語でした。2020/11/01
こばゆみ
6
表紙のほのぼのとした感じは期待通りにありつつ、割とガッツリ社会派なトピックもちらちら出てきて驚いた。家族の形とか、性差とか、他人が踏み込んでアレコレ言うのは良くないよね〜と、しみじみ… 個性的でありながら真っ当な感覚の持ち主である母親のもと、真っ直ぐ伸び伸び育つかわいい双子ちゃんのハッチとマーロウに、とても癒やされる物語でした(^^)2020/10/04




