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内容説明
エリート裁判官として30年以上にわたり第一線で活躍したのち、学者に転身するとともに作家としても数多くのベストセラーを執筆する著者が、多方面に及ぶその活躍を可能にした自身の「独学」の方法のすべてを初めて開示する。膨大な量の本や映画、音楽などからインプットしてきた著者は、とりわけ独学の手段として「リベラルアーツ」を重視する。その血肉化を主眼とする「独学術」は、ビジネス上の効果はもちろん、それにとどまらず、膨大な情報があふれ返り、数年先が予測不可能な現代を生きるすべての人々にとって、強力な「サバイバルスキル」となるだろう。
本書の構成:第1章で「独学」の必要性について問題提起したうえで、第2章ではインターネット時代においてリベラルアーツを含めた現代社会の莫大な情報と接するための方法について論じる。第3章では、実践編として、書物を中心に「対象を選び、読み、記録する」ための具体的技術・方法を明らかにし、さらに第4章で、多数の実例に基づき、書物はじめリベラルアーツ全般をどのように読み、対話し、学ぶべきかについて詳細に解説。第5章では独学の対象範囲を拡大し、誰もが普段行っている実務、また人々や世界からじかに学ぶ方法について説き、最後の第6章では独学のための基本的技術・ヒントを37の重要項目中心にまとめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
24
ここ数年、読書術や独学術の書籍が多数発売されています。中でも「独学大全」は独学というものを一躍有名にさせてくれた一冊と言って良いと思います。本書は単なる独学の技術というより何のために独学をするのかを問う一冊です。それは本書のサブタイトルにもあるように「世界のすべての情報と対話し学ぶための技術」です。前書「リベラルアーツの学び方」を読んで参考になった方は、本書も手に取って良いのではないでしょうか。2021/02/07
kubottar
20
独学の重要性を最近特に感じます。学校が教える画一的な教育では、社会で生き抜くためには足りない。だからこそ独学が重要だと問う本書はとても刺激的な本でした。2020/09/03
岡本 正行
17
裁判官が書いた独学の方法、義務教育や高校、大学をストレートに過ぎ、司法試験も在学中に合格している。司法研修所などで正規の教育を十二分に受けている著者が、独学でもないだろうとは思う。しかし、日本の教育とは、個人や組織、社会が望む知識、経験をそのまま教えてはくれない。自分で学び取るもの、それが独学、自分で、なにをどうやって学ぶか、その方法、当然、個人個人が、自分の独学方法を造り上げることになる。著者の独学方法だ。その一つの典型、この人は、こうやった、学びの方法である。参考にしたい。その方法を見つけよう。2022/10/27
チャー
11
独学の方法に限定せず、情報、知識の分類と使い方、読書の効用、学ぶこと全般について記されている。学ぶ対象を本屋教科書に限らず、実務や芸術など多種多様に及んでおり読み応えがある。独学にあたっては、社会の多数意見、その時の空気に乗った意見よりは少数派の意見のほうがためになる場合が多いという指摘はなるほどと思う。書物や芸術などリベラルアーツの内容をなす広い意味での作品は、誰でも最初から読めるものではないという指摘は納得。一瞥しただけでは評価しきれない深い内容を汲み取れなければ、誤った判断をしてしまう可能性が高い。2021/02/21
向山 彰彦
5
ハウツー本ではない。学問=教養=リベラルアーツの大事さが語られている。 博覧強記と思しき著者の姿勢から、自分ももっとひろく手を出そうと思わされる。 独学でしたたどり着けない世界がある。それは書との対話による気づき。それは漫画でもできる。 対話、つまり自分で考えるという経験と考えると、なんにでも手を出すのがいいような気がしてきた。2020/10/26
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