内容説明
『365日オタクの教養』は「オタクの教養」に焦点を絞った内容で、
特にオタクが「学びたい」「興味がある」分野を取り上げて解説する事典です。
具体的にはアニメや漫画、ゲーム、小説、ラノベなどの用語などでよく使われるネタや単語をとりあげており、
オタクが知っておきたい情報をディープに解説。創作活動の発送や閃きも湧き上がる内容です。
現代における365のオタク用語をオタクが知りたい目線でまとめました。
カテゴリはそれぞれ
月曜:歴史
火曜:神話・伝承
水曜:文学
木曜:科学・数学
金曜:哲学・心理・思想
土曜:オカルト・不思議
日曜:宗教
となっており、1日1ページ読み進めていくだけで、1年間で各分野をマスターできるような作りになっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
45
まったく読むつもりもなかったのに、気づくと義務感にかられ読了。アニメやゲームなどでよく見るキャラや設定の元ネタがよくわかる本。やっぱり神話が1番面白いのだろうことがよくわかる。ギリシャ神話しか知らないけれど、北欧神話やインド、日本、マヤも気になる。予約本の『テスカトリポカ』も、タイトルが神様の名前だったとは。UFO・UMAに興味はないが、不思議な事件系は面白かった。ただルビが一切振られていない点と、誤字脱字が多すぎるのが非常に残念。2022/05/05
takka@乱読
20
オタクなら知っておきたい教養がたくさん載っていて、多趣味な自分的にとってこれを読むのが楽しい日課になった。しかし、人名や地名などにルビがふっていないため、読めない感じが多かったので、そこは残念だった。2022/03/10
アルカリオン
9
KindleUnlimited p207「神聖ローマ帝国」は、962年に東フランク王国の国王、オットー1世が教皇から「ローマ皇帝」の位を与えられて誕生した。ただし、当初は「神聖」のつかない「ローマ帝国」であった。「神聖」がついたのは建国から約200年後。時の皇帝フリードリヒ1世が、「皇帝の地位は教皇と同等であり、帝国は教皇ではなく神によって聖別されている」との主張を込めて「神聖」を冠した▽なお、18世紀フランスの哲学者ヴォルテールの評によれば「神聖でもなければ、ローマ的でもなく、そもそも帝国でもない」。2020/11/11
馬之茶色
7
元ネタの「世界の教養」はだいぶ前に読んだので、今度はこちら。古いオタクから見ると現代的なチョイスが多い。ソシャゲの元ネタ解説が1/3くらいかな。教養に興味が向くのは周囲の環境起因が多く、オタクがオタクの中にいる限り教養に目は向きにくい。なので必然的に読者の年代は高くなるはずで、そこから考えるとこの本の解説は浅いと感じる。広く教養への入門書であれば、このくらいがいいのかな。2020/10/05
このこねこ@年間500冊の乱読家
4
⭐⭐ クトゥルフ神話かニコラ・テスラまで。 日本・海外問わず幅広く厨二向けの情報が紹介されている本ですが…… 幅広すぎてまとまりがなくあまり頭には入ってこず。 クリエーターのネタ探しとかには良いのかも。 (細かい情報はまた別の本で手に入れて)2020/08/07