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内容説明
保育士やバンドマンなど、ユニークな経歴をもつ絵本作家、中川ひろたか氏の作、若手で活躍めざましい画家、石井聖岳氏の絵によるユーモラスな絵本です。お話の内容は、主人公の「ぼく」が、へそのおをめぐって、あれこれ思いをめぐらすものです。おかあさんは、ぼくに桐の箱に入ったへそのおを見せてくれました。「なに、これ。貝の干したのみたい」「へそのおよ。あなたがおなかの中にいたときのいのちづな」「へえ、そう」といった調子で展開します。ぼくは、おとうさんにも聞いてみました。おとうさんのへそのおは、ねずみに食べられてしまったとのことですが、おとうさんはいろいろなことを教えてくれました。へそは、胃や腸みたいな内蔵が外に表れているところで、やたらにさわってはいけないこと。哺乳類だけにあること。「まん中」を意味する言葉であること、などです。ユーモラスなお話の中に、家族のぬくもりを感じさせる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
65
素敵な作品でした。母親と子供を繋ぐ「へその緒」についてユーモアを交えつつ描いています。意外と関心の薄いへそですが、外国では特に保存したりはしていないということや英語ではネーブルということも知れて勉強になりました。勉強にもなる作品です。2018/12/24
みっくす
40
へそのお、おへその役割、へそがつく言葉など勉強しました。へそのおでつながってるってすごいことだよなぁ。この間、自分の赤ちゃんの時のへそのおを発見して母とつながってたことを改めて感じ思わず泣いてしまったところでした。だけど5歳息子には難しかったよう、もう少し大きい子向けかな。2016/02/17
ぱお
25
へそのおって、お母さんとつながっていた印。見れば見るほど不思議だね。2015/06/05
たーちゃん
22
息子は「〇〇くんもへそのおあるの?明日見せてね」と言っていました。2022/06/19
たまきら
22
読み友さんから。おたまさん大笑い。猫のお腹を見ようとして怒られていました。2017/10/18