内容説明
システムは、何もしないと壊れます。
システムは、よくわからない状態になります。
どれだけ技術力の高いエンジニアが設計・構築しても、残念な事実として、システムを構築した後に何もしないと壊れます、よくわからない状態になります。
システムを「監視」あるいは「モニタリング」することで、
異常を検知し復旧させること
システムの価値を維持・向上させること
ができます。
本書では、監視テクノロジの動向から組織での実装まで、わかりやすく学ぶことができます。
最新ツールの説明、実装パターンの紹介だけでなく、組織での実装にあたっての態勢づくり、システムづくりについても現場目線で寄り添って解説しています。
これから監視を始める方にはもちろん、現状の監視システムに疑問を抱いている方にもおすすめの1冊です。
【章構成】
第1章 監視テクノロジの動向
第2章 監視テクノロジの概要
第3章 監視テクノロジの基礎
第4章 監視テクノロジの導入
第5章 監視テクノロジの実装
第6章 インシデント対応実践編
第7章 監視構成例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiojojo
3
false positiveを無くすことが大事なことがわかる。エラーに気づけないことを怖れて何でもかんでもアラートとして飛ばす事がよくある。それはアラート疲れが起きてしまい、品質が下がってしまう。 強い通知(業務影響あり)は即座に対処のほかに弱い通知という概念もあり、即座に対処する必要のないものはアラートとして飛ばさないと言った監視設計が大事。 権限のある人が本書または入門監視の本を読んでいただければ、現場はもっと楽になるだろうと感じた。 監視ツールに関しては、用途にあったものを使うことが大事。2021/01/07
Kuliyama
0
システム監視について知識が得たく、手にしました。分かりやすく書かれており、とても勉強になりました。類似の本があまりなく、助かりました。2022/05/09