「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?

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「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?

  • ISBN:9784295403951

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内容説明

離職、生産性やモチベーションの低下、心身の不調、人間関係のトラブル、ハラスメント……いま、経営者や人事担当者、マネジャー、チームリーダーの多くが、「人」にまつわる問題に悩まされています。
本書は、医師でありながら経営学修士(MBA)を取得し、産業医・経営コンサルタントとして活躍する著者が、それら「組織の病」の原因と対策を徹底解剖。
定量的データ分析と経営学・医学・心理学の専門知識に基づき、病の原因である「マイナス感情」の蓄積プロセスを解き明かします。
さらに、組織改善のために必須であるにも関わらず、多くの組織が実施していない「組織内ターゲティング戦略」=「マーケティング思考に基づき、対応する人材を絞る(優先順位をつける)」方法を具体的に解説します。
【こんな方に読んでほしい】
・転職ブームの裏で、優秀な社員が定着しないことに悩んでいる組織の経営者、人事労務担当者
・活気がなく、生産性の低いチームに悩んでいるマネジャー、チームリーダー
・自分や周囲の心が組織から離れているのを感じており、今後のキャリア構築や、今の仕事のやりがい・モチベーション回復に役立てたい方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

127
人事の人が読むと参考になるところが多い本。本書では、離職をすることは悪なのか?ということが書かれています。ぶら下がりと呼ばれる成長する見込みもなく、給料泥棒な人間は切り捨てるべきであると論じています。ぶら下がりの組織は、幸せの状態に持っていくのは困難であり、パワーがいる。会社の人間を種別に分け、どのターゲットに絞って、働きやすさややりがいを提供していくのか。全員を幸せにすることができないから、ターゲットを絞り、行動していくという考え方は新鮮でした。組織として弱いところを伸ばし、時には残酷になることは大事。2021/05/07

kou

73
まず人事担当を担う人に読んでもらいたい内容。人員不足だからと、誰でも雇っていたら、確かに上手くいかないし、社内の雰囲気も悪くなるの当然だと思う。と、言うか身をもって知っている。直前に、浅倉秋成著「六人の噓つきな大学生」を読んでいたせいか、普段と違った視点で読んでしまった。2021/07/13

キク

69
メンタル系コンサルを立ち上げ、3万件以上の産業医面談をした医師による、会社側のメンタル対策。僕は昔から制度や組織に対しての警戒心が強いので、「自分にとってどう有効に活用できるか?」という視点からしか国や組織を見ていなかった。でも「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」というし、試しに読んでみた。「会社の牽引役の優秀人材、入ったばかりの人材、意欲を失っているぶら下がり人材は放っておいて、5年後に優秀になる可能性のあるポテンシャル人材が離職を食い止めるべき最重要人材」とするのが最適解とのこと。まぁ、そうだろうな2022/10/30

ehirano1

64
「離職はWho⇒What⇒Howで対策を考える」が印象に残りました。2024/04/05

こも 零細企業営業

54
自分自身がマイナス感情の蓄積で体調不良になってる事に気が付いた。産業医に相談しないと、、、2020/09/29

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