障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。―ソーシャルファームという希望―

個数:1
紙書籍版価格
¥1,500
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。―ソーシャルファームという希望―

  • 著者名:姫路まさのり【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 新潮社(2020/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103532613

ファイル: /

内容説明

働いて、自立したい! そんな「当たり前」を実現させた、障害のある人たちが働く「成功企業」があった! 行列の絶えないフレンチレストラン、年商2億円に届いたクッキー工場、重度障がい者を主力とするコンピューターハウス、人気のワイナリー等々。5万円で生活が、8万円で未来が、10万円で働き方が変わる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

34
本書で紹介されている障がい者(や社会的弱者)の就労施設は、福祉を前面に出すのではなく、あくまで商品やサービスの質を重視し、評判となっている。一般の企業と競争できる事業を展開し、全国の障がい者施設(就労継続支援事業)の月給の平均2万1175円を大きく上回る実績をあげている。京都・舞鶴のフランス料理店、岐阜・多治見のワイナリー、滋賀・近江八幡のボーダレス・アートミュージアムなど、何かと組み合わせて行こうっと。滋賀・大津のがんばカンパニーのクッキー、近所でも売っているので今から買いに行こうっと!2021/08/29

kei

21
著者は関西のテレビ番組「ちちんぷいぷい」などの担当の放送作家さん。「狭き門」の一般企業、気持ち程度のお給料しかもらえない作業所、その2択ではなくソーシャルファームという障がい者であろうと利益を出してしっかりお金を稼いで自立していくという形態について書かれている。さらに障がい者だけではなく社会的弱者も受け入れる施設として変わっていこうとする現在の状況も提示されている。2020/08/31

Nobuko Hashimoto

20
日本では障がい者の法定雇用率を達成しているのは半数程度。障がい者の多くは作業所で働くが、毎日懸命に働いても月1~2万円という低賃金が常態化している。本書で紹介されている4つの施設は、障がい者に最低賃金以上の給与を保障し、一般の企業と競争できる事業を展開するソーシャルファーム(social farm,社会的企業)や、障がい者の表現活動を取り入れて成功している事例。月イチ書評連載で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201923

Koji Takahashi

14
【ソーシャルファーム】 障がい者 ひきこもり ホームレス 出所者 派遣社員 シングルマザー 生きづらさを抱える人達が大活躍する仕組みを持つ会社と私は解釈する。 それは福祉である必要はない。 今はたまたま福祉であるが、 そもそも会社とは様々な人達が働く場であると近い将来変化する。 ソーシャルファームはちょっと先を行っているだけ、生き残る会社は、先行く素晴らしい仕組みを持つ会社に追随するだろう。2020/05/21

とくま

8
〇「障がい者福祉に関しては同情や政治的配慮ではなく、国民の英知が試されている。」2020/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15420988
  • ご注意事項