内容説明
成績上位で天下の灘校に入るも、深夜放送にドはまりして成績は急降下。広島カープファンだった故に、阪神ファンだらけの灘校に赤帽をかぶっていったことがきっかけで、ヒモで足を結ばれて3階の校舎からぶら下げられたりの過激なイジメを受け、にも関わらず、毎年泡沫候補と罵られながら生徒会役員に立候補、大人顔負けの熾烈な選挙戦を繰り広げる。(実話です)
天才・秀才・奇人ひしめく灘校で自分を見失いかけた主人公のヒデキが、映画への情熱と仲間を見つけ、とうとう編み出した受験のテクニックによって、東大理III合格をつかむまでの自伝的物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
31
この本、最高。 最初は、主人公が カタカナの「ヤダヒデキ」 だったり、 ヤな同級生が「カツタ」 (勝谷誠彦)だったりして 軽すぎる話だと思って たんだけど…。 勉強モードになってからは 役に立つ情報満載。 うちの子ももうすぐ高2なので 思わず赤本や日米口語辞典 を注文しちゃいましたよ。 神戸女学院。 今日の大学時代の 同級生の幹事の子も たしか…。 ぜひ。2020/01/12
テクパパザンビア
24
面白かった。数学は暗記、解法暗記、受験はテクニック、灘校は凄い、考え方も行動力も違う。東大行って医者になって映画監督もして本も書いて…。同世代やけど嫉妬すら出来ない、でも私の方が本当は幸せかもって思っておこう。2020/02/11
tetsubun1000mg
18
初読の作家さんだったが、心理学や勉強法に関する本を大変多く書いていた。 灘高から東大医学部に進んで精神学の教授となり映画の脚本・監督もこなして映画の賞まで取ってしまう。 人づきあいが苦手で、思い込みが激しいタイプだったようだが、灘高での日常や受験勉強は実体験を中心にしているのだろうと分かる。 名前を特定できないようにいじっているだけなんじゃないかな。 東大レベルの数学を過去問の暗記と説き方を覚えて満点を目指せるようになるなんて、膨大な量を覚える事もすごい。 学生生活でラジオのDJの話題が面白かった。2023/02/08
ふうちゅけ
11
著者の小学生の頃から東大受験までの自叙伝。中高生ののアホっぽさと天才秀才の考えがごちゃ混ぜ。何だかもう楽しそうで勢いあってオモロい。深夜のラジオ放送にハマって成績がた落ちになるが、オールナイトニッポンのパーソナリティがあのねのねだとか、映画はポルノ込み4本立て350円とかもう昭和プンプン。いつもここぞという時に目の前に立ちはだかり煮え湯を飲まされるライバル「カツタ」とのやり取りも笑える。カツタって勝谷誠彦さんだったんですね。いや~、でも流石灘校ってところも書いてあります。(2019年12月初版)2020/10/13
しげしげ
10
試験やラジオの話がダラダラ続いて盛り上がりにかけたかな。もう少し、青春の悩みなどがあるとよかったかな。2020/03/24
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