アルプス冬物語

個数:1
紙書籍版価格
¥586
  • 電子書籍
  • Reader

アルプス冬物語

  • 著者名:梓林太郎【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • シティブックス(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784791311309

ファイル: /

内容説明

木曽駒ヶ岳、宝剣岳がくっきりと眺められた晴天の駒ヶ根市の銀行に、強盗が押し入った。
犯人は逃走の途中で人質を取る。偶然通りかかった三十三歳の三奈子だった。
翌日には無事解放されるが、三奈子の人生は大きく変わっていくことになる。(表題・アルプス冬物語)。
ほかに、「無名沢」「赤い崩壊地」「下山近道」「地獄への縦走」「奥又白谷」「魔性の尾根」など全7編からなる山岳推理短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
中央アルプスを舞台にした「アルプス冬物語」、北アルプスを舞台にした「無名沢」「地獄への縦走」「奥又白谷」「魔性の尾根」、南アルプスを舞台にした「赤い崩壊地」「下山近道」の7編を収録。中では「無名沢」「奥又白谷」がミステリ味が濃いものの、トリックや推理の興趣には欠けるな。「下山近道」はちょっと無理があるだろう。表題作は人間ドラマとしておもしろいし、最初と最後を山で迎える展開に山の神性を感じてしまう。どれも、山に悪人はいないという通説を打ち砕くほど、悪いヤツばかり登場するのがむしろ痛快だね。 (★★★☆☆)2018/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3711723
  • ご注意事項

最近チェックした商品