角川書店単行本<br> 天稟

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角川書店単行本
天稟

  • 著者名:幸田真音【著者】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • KADOKAWA(2020/03発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041057391

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内容説明

米問屋から立身した山崎種二は、昭和史と共に激動する株主相場の寵児となる。しかし戦争によって経済は崩壊し……。山種証券創設者の人生を軸に、現代に通底する日本経済の危機を描ききる、著者渾身の歴史経済小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

177
幸田 真音は、新作中心に読んでいる作家です。大正・昭和の激動の時代を駆け抜けた、実業家かつ相場師、ヤマタネグループの創業者、山﨑 種二の物語、読み応えがありました。時代が傑物を産み出すんでしょうね。 https://www.yamatane.co.jp/company/enkaku.html コロナ禍で企業業績悪化の今も何故か株は値上がりしていますが、太平洋戦争開戦当時も株は上昇していました。 https://kadobun.jp/feature/readings/e8na5mj9hhws.html2020/06/03

shikashika555

45
山種も山種美術館もその存在を知らなかった。 戦前戦後、日本の経済界で活躍した叩き上げの男の物語。 物凄い人間がいたものだと思う。 戦後財政については身内から聞いたデノミの話や一般社会科で習う程度のものでなかなかその興味は広がらないが、株式市場の存在が社会危機の ある意味バッファーになっていたことは理解できる。 2021/11/28

TITO

9
相場師の山崎種二の物語。 明治から戦後まで勝負し続けた、消費者の味方で、美術にも造詣の深い、素敵な人だった。経済小説面白い!2020/06/12

mamaboo

6
実業家というより勝負師の物語。山種美術館にまた行きたい2020/05/16

chuji

4
久喜市立中央図書館の本。2020年3月初版。初出「小説 野生時代」2017年7月号~2018年9月号、2018年11月号~12月号、2019年3月号~5月号、2019年9月号~12月号。加筆修正。山種証券の創業者、山崎種二が主人公の経済小説。山種証券は現在SMBCフレンド証券です。2020/06/17

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