世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

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世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

  • 著者名:山中俊之【著者】
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • 朝日新聞出版(2020/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023318601

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内容説明

ビジネスで海外の人々と関わるのであれば、自国の歴史の知識は必須だ。しかし外国人に関心の高い日本史のテーマは、日本人が好むそれとは大きく異なる。本書は海外経験豊富な元外交官の著者が外国人の興味を引くエピソードを解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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17
西洋に関する本はよく読んでいるものの日本についてあんまり知らないなと思って読んでみました。演劇や浮世絵などの芸術について書かれた箇所が特に興味深かったです。そのあたりをもう少し深堀りしたいかも。外国人のツボだけでなく、禅や江戸時代のシステムなどのこれまで気付いていなかった日本のいいところを知れました。2020/08/12

はる坊

14
戦国時代や幕末のような日本人が好きな日本ではなく、海外にウケる視点から、日本の歴史や伝統を紹介している。 やはりどこの国でも知っててウケやすいのは日本の文化。 歌舞伎や能、浮世絵など日本独自の文化が海外に与えた影響は大きい。2021/01/07

だてこ

10
日本人に人気のある戦国や幕末は、外国人からするとそこまで関心がないという指摘はなるほどと思った。確かにヨーロッパとか常に戦国時代みたいなものですもんね。。また、日本の歴史を語る上で、江戸時代の文化を知っておくことは重要だなと思った。2021/09/05

かずぼん

9
学校で習う日本の歴史は嫌いではなかったが、あまりにも一面的であったことがよくわかる。その時代を生きた人が見えてこないで、出来事や制度のことが中心だったようだ。特に時代の区分は政治によるものがほとんどで、その区切りが人々の価値観をも大きく変えてしまう物のように語られているが、その時その時を生きる人々の気持ちはそう簡単に変わるものではない。その意味で江戸時代から明治時代への移行、第二次世界大戦を境にした前後の日本など見方が大きく変わる。女性、文化、世界との交流など各時代を生きた人物が浮き彫りになり面白い。2020/10/30

tkokon

7
【Why?日本人】○日本人にとって「面白い」日本史が外国人にとって「面白い」とは限らないという当たり前のこと。○なぜ天皇家は支配者の地位に立っていたことが1500年間ほぼないのに存続できているのか。○日本人は「無宗教」ではないということをどう説明するか。○身分制度が比較的明確だった江戸時代に識字率・上下水道・市場経済など、庶民の生活の質が良く保たれていたのはなぜなのか。●こうしたころとをうまく説明できると自分自身の国に対する理解も進む。ただし、本書は「項目出し」どまり。上記の答えは自分まとめるしかない。2021/04/23

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