内容説明
中学受験で、難関校に合格し、かつ「自立できる子」の親が大事にする子どもへの接し方を紹介。中学受験の成功体験は、子どもに自信を与え、大学受験や、社会に出て自活して生きていくための礎となる大事な体験となる。この時期、「べったりママ」になり、子どもをガチガチにコントロールしてしまうと、子どもの自主性を奪い、自己肯定感が低下してしまう。一方、子どもを信頼し任せられる、「さらりとママ」になることで、子どもの勉強意欲が高まり、自ら進んで学び始め、合格をものにするという。著者自身の経験はもとより、長年に渡る確かなコーチング経験をもとにした「親子の合格コーチング」をわかりやすく紹介していく。
目次
プロローグ
偏差値ガタ落ちから一転、御三家に合格!
難関校を受験する<宿命>とは?
この方法で、難関校に合格する子が続出!
劇的に伸びて、楽しく合格できる秘けつとは!
1章 受かる子が続出!この方法で難関校にスイスイ合格!
2章 子どもがグンと素直になる!ドンドン勉強する「声かけ」のコツ
3章 祝・受験校全勝!「3つの接し方」で、成績がグンとUPする!
4章 小6からはコレが決め手 塾の<フル活用>で劇的に伸びて合格する!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
読むタイミングが良かった。四年生の娘さんの調べる学習でどこまで手助けをするべきかで結構悩んでいたんです。結局基本本人に任せ、難しい感じを調べたりするぐらいにしているんですが、いや~ホント、任せるのってコワイものです。きっと新米に長いお得意様を譲り渡す凄腕営業さんもこんな気持ちなんだろうなあ。大事なプレゼンを任せるような…。華麗にかわせるオカンになりたい。がんばるぞ。2021/08/26
なお
5
アドラー心理学と子育てコーチングを合わせた中学受験生をもつ母親のための本。 子供べったりママから、子供に任せるさらりとママになることが合格への絶対条件。要は、子供を信じ、見守り、励ますことだけやっていればいい、とのこと。 難しいなぁ。実践できる自信はないが、それで合格できるのであれば楽だし良い事だらけだ。2021/05/31
Sayaka
5
図書館。著者は、アドラー心理学とコーチングを合わせた手法で親子関係を良くするプロ、らしい。受験については未定なので、というか子供を潰しては元も子もないのでこういう本を読み漁っている。何に関しても親子の距離感、信頼関係、といったところか。2020/07/14
Eri
4
子どもを信じて見守り、秘書に徹することが大切。 「黙る」「信じる」「見守る」「口角を上げる」が大切。 しかし、タイトルには「家庭の」とあるのに、書いてあるのはママがやることばかり…… そりゃあ、子どもの受験にとって母親の関わり方が大切なのは理解できるけれど、ここまで父親がスルーされているのには驚いた。 『合格ママ』『不合格ママ』ってくくりにもゾワゾワする。いやいや、主役は子どもって書いてありますやん。2023/11/29
summer
2
Audibleです。とても参考になりました。いかに自分が普段からNGワードを子どもに浴びせ、自信や勇気をくじいているかを実感しました。見守る経過は苦しいですが、この本の教えとアドラー心理学で学んだことを実践してみたいです。できるかな。。2025/02/06