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内容説明
週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。
創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧……、
知られざる逸話の数々から、その世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫る
一気読み必至のビジネス・ノンフィクション!
トヨタという巨大企業のトップが日々見る風景、挑戦、葛藤を知ることで、
日本人ビジネスパーソンであることに誇りを持てるようになる1冊。
目次
はじめに
第Ⅰ部 人間
第1章 原質──いかに育ったのか
第2章 居場所──もう1つの顔
第3章 ルーツ──なぜぶれないのか
第4章 心象──イチローとの対話
第Ⅱ部 経営者
第5章 門出──逆風に抗して
第6章 試練──リコール事件に鍛えられる
第7章 慢心──何を恐れているのか
第8章 転換──何を改革したのか
第9章 発想──上から目線を廃す
第10章 未来──どこに向かうか
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
128
トヨタ自動車3代目豊田章男さんの自叙伝をジャーナリストの片山さんが書かれた感じの本。私は職業柄(金融機関)色んな社長さんを見てきたが、豊田章男さんはトヨタ自動車の御曹司だけであって、決して個性的な社長さんとは思っていなかった(大変申し訳ありません)。でもこの本を読んでみて、豊田章男さんのリーダーシップ力や行動力等に驚かされた。アメリカでの大規模リコール問題、東日本大震災等の局面を乗りきって、今やカーメーカーからモビリティカンパニーへの転換を図ろうとされている。私も絶えず挑戦される豊田章男さんを見習いたい。2020/05/23
ひろき@巨人の肩
108
凄いトヨタを生んだ豊田章男社長の3つの強み。①圧倒的なリーダーシップ。米国公聴会やバブソン大学卒業式のスピーチなど説明責任を果たす経営者。②良い車への拘り。テストドライバー「モリゾウ」として自動車製造へ関与。また、MAZDAにSKY ACTIVEの先見性を認め、開発手法を積極的に学びにいく軽いフットワーク。③トヨタ生産方式の拡張。生産ラインへの適用から、発注・在庫管理・納車までサプライチェーンへの展開。今後は「顧客のモビリティ」にTPS導入を目指す。2020/12/02
ehirano1
100
経営者を超えた存在である「豊田章男」を垣間見、願わくばこのような人物の下で直に薫陶を受けてみたかったと思いました。しかしそれも叶わぬ今となっては本書から間接的に薫陶を受けるまで。それでも、こんな機会(=間接的薫陶)があっただけでも良かったのではないかと思えます。2025/08/13
あすなろ
77
これからトヨタがどう変貌を遂げていくかは、我々にとり、再びとても大きな着眼点であるである。大きな幾多もの転換渦中に再びある自動車業界。その依存度が高い我が国。良き意味で日本的経営の象徴。そのトヨタを率いるのが章男氏。片山氏は最初その人物像をこう定義する。突然変異すると。章男氏とモリゾー氏。豊田家とサラリーマン社長。豊田家出身の中で唯一文系である彼は、中古のスープラで走り、何を体得したのか?そして幾度の経済からのこれまでの苦難。今、またコロナである。だから、再び着眼される。そのタイミングで良い本を読んだ。2020/05/24
R
74
トヨタ自動車の社長であり、謎のレーサーである氏について、社長になるまでと、なってから、それぞれの苦難と変遷をつづった本でした。車好きなんだなとぼんやり知っている程度だったけども、そういう人物でもありながら、やはり社長という大きな責任を負った男なのだと、読んで感動した。やや提灯記事めいたところもあるかもしれないが、単純に車屋の社長が車が好きだというだけで、ものすごく魅力的だと思えたし、苦難のなかで社長として成長してきた姿がかっこよすぎると思った。マツダとの関係がまたいいなぁ。2022/03/24
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