内容説明
日本の近代スポーツの影には、福岡から東京、アメリカ、満洲へ……数奇な人生をたどった岡部平太という人物がいた。幻の東京オリンピック、太平洋戦争を経る激動の日本を切り取り、国とスポーツの関係を描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あまみっく
1
純粋にスポーツを愛する青年が「大東亜共栄圏」の思想に染まり、自らスポーツを国家や戦争の道具と化していく。戦争を「スポーツ」という視点から見つめた一冊。 この本は岡部平太の「敗戦」で幕を閉じるが、彼は戦後もスポーツの発展に生涯を捧げた。もともと「理論派」で、海外にも何度も足を運び、スポーツを研究。70歳で水泳の論文を書き上げ、博士号を取得したほど。そんな彼の戦時中の変遷が戦争の怖さを物語る。 戦後、故郷福岡では「平和台」と冠した競技場の建設に奔走。その入り口には、教え子たちによって建てられた彼の胸像がある。2023/08/12
ozmaax
0
全く知らない人だったけど、面白かった。 出来れば戦後の活動も見たかった2020/06/09




