本当の学校事務の話をしよう - ひろがる職分とこれからの公教育

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本当の学校事務の話をしよう - ひろがる職分とこれからの公教育

  • 著者名:柳澤靖明
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 太郎次郎社エディタス(2020/03発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784811807942

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内容説明

学校事務ができることは、こんなにある!
学校事務の可能性を広げる著者が、これからの公教育における事務職員のカタチを描き出す。

☆教材選定のしくみづくりで教員をサポート
☆公費の出せる範囲を明確化し、保護者負担金を軽減
☆就学援助制度を「事務室だより」で周知、家庭と行政の窓口に
☆リクエスト箱設置で子どもの「ほしい」に応える

事務職員が知りたいノウハウと、校長・管理職が知りたい学校事務の活かし方を語りつくします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

4
以前、消える仕事が発表されたとき、事務職員の仕事はAIに取って変わられるのかなと思った。実際、私の住んでいる地域は学校事務を大幅に削減しているし(文科省はチーム学校、事務職員の拡充と言ってはいるが、悲しいかな予算を握っているのは県に市なので)このままいくと、切り崩される一方なのかな?本書より、改善の余地、開拓すべき点が大きいとも感じたが、如何せん属人的な職場のようにも感じた。著者の先進的な取り組み、意欲、能力はすごい。だが、個人の能力、頑張りに依存するようでは、仕事としては立ち位置を見失ってしまうのでは?2016/07/10

たろーたん

1
「学校事務って何をするの?」から読書。広報とかと思っていたが、そのメインとなる仕事は給与や教科書代、公費、福利厚生、旅費などの財務課や人事課、総務課がやるようなもので、全体的に学校運営費を管理をすること。知らなかったのが学校徴収金(ベネッセの統計によると平均月約9200円)の存在。学校って無料だと思っていたけど、美術の画用紙、技術の木工とか、教科の補助具であるワーク・ドリル、給食の材料費などは受益者負担ということで私費らしい。事務職員としては、この私費を上手に減らして保護者負担を軽減することが大切みたい。2022/05/10

さとちゃん

1
学校事務とはどんな仕事なのか、から始まりその運用方法まで。総務・庶務・経理は会社ごとに独特なものがあるけれど、学校もまたしかり。意欲的に職務改革を進めることは必要だけど、属人的改善で終わってはもったいない。第4章「これからの公教育を考える」は著者としてはかなり力を入れて書き起こしている部分だろうに、ポイント数が小さくなり、紙面のみっちり感が増しているのは残念。2018/07/16

Jumpee

0
★★★2021/04/27

かみゅ

0
小中学校の学校事務という普段あまり顧みられないが欠かせない仕事について書かれた本。著者は意欲的な学校事務職員で、30代ながらも様々な工夫をこらして保護者負担の軽減や教育環境の改善に奔走しており、見習うべきものがある。 管理職の考えや学校の抱える課題はまちまちで、どの学校でも本書の取組が可能とは限らない。しかし、書かれていることは学校事務以外が読んでも現場改善のヒントになりうる。 社会に開かれた学校教育や教員多忙化解消の鍵として、学校事務は欠かせない存在になりつつある折に、多くの人に読まれるべき良書である。2018/08/05

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