内容説明
将棋の駒の中で最も数が多い駒、歩。ひとマス前に進むことしかできないため最も価値の低い駒ですが、成れば一気にと金に昇格する、という特性もあります。
その用途は非常に広く、将棋の勝敗は「歩」の使い方によって決まる、といっても過言ではありません。
このような有効な歩の使い方(=手筋)をたくさん覚えることが将棋上達の第一歩です
本書では以下のような章構成で様々な歩の手筋がマスターできるようになっています。
第1章 歩の必修手筋(30問)
第2章 棒銀における歩の手筋(30問)
第3章 三間飛車における歩の手筋(60問)
第4章 相振り飛車における歩の手筋(60問)
1で「駒得」「成る」「受け」を学び、
2と3で「歩で他の駒をいかす」を学び、
4で「囲いを崩す」を学ぶ、という構成になっています。
1は10級くらいでも解ける問題が多く、
4になると1級でも少し手こずる問題が入っています。
どの問題も実戦でよく出てくる手筋で、特に初段を目指す方にとっては即戦力になることは間違いありません。
ぜひ遠山雄亮プロの易しく丁寧な解説で実戦で役立つ歩の手筋をマスターしてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiroy
3
今2周目。歩の手筋なので解答は全て歩!歩のない筋を探せば大体合ってる。驚くべき低難易度なのだがその先の展開は考えなければ分からなかったり、あっと驚いたり、成る程と頷いたり、やられたと悶えたりする手筋集。初心者が棒銀→対棒銀の三間飛車→相振りとステージを登るたびに直面する歩の手筋。相振りの端攻めばっかり頭に残って実戦で試してみたのはイイ想い出。無理攻めがうまくいきそうに見えてやっぱり無理だったのは恥ずかしい想い出。あとで検討したら端から七筋へ転換すれば勝っていたのは悲しみ口惜しみとやる気が再燃。コレは良書。2021/02/01
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