内容説明
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つい30年前まで、大きな箱型のブラウン管型テレビがお茶の間の主力でした。それが今ではすっかり姿を消し、薄くて軽い液晶型や有機EL型にとって代わられています。本書は、有機ELと液晶パネルの発光の原理からディスプレイの製造方法、関連部材の状況まで祭神の情報を図解でわかりやすく解説した入門書です。有機EL素子、輸送層と発行層、カラー表示の原理、メーカーのシェアや収益状況までサプライヤー必見の情報が満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
液晶パネルの仕組みだけでなく部材についても解説されており知識欲を満たすことができました。2020/04/12
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3446-1742022/04/12
さち
1
初歩的な内容でした。2020/05/24
655
0
joledが上手く行かなかったのは残念。半導体に続き、日本の負け?2023/06/10
Haruki
0
化学が専門の著者が書いた学生向けのような本。メインは有機ELの発光原理と液晶の構造による光透過原理を説明する。 有機ELの分子の種類がさらっと書いてあるところが自分としては、今後のとっかかりになったかなと。 電子輸送層、発光層、正孔輸送層における有機分子の選定でLUMOとHOMOのエネルギー差が決まり、効率に左右するという設計思想。また一重項状態、三重項状態でのそれぞれ蛍光と燐光の発光メカニズムの違い。 これらを別途掘り下げていくとより専門的で面白そう。 製造プロセス面での設計技術的な観点も気になる。2020/07/12