日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか

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日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか

  • ISBN:9784791110483

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内容説明

経験豊富な臨床家が,有効な短時間診療のエッセンスを紹介する『10分間シリーズ』。第3弾は成人発達障害の診療と支援を取り上げ,18名の専門家が臨床経験から導き出した様々な工夫を教えてくれる。日常診療で患者さんにどのような態度で接し,何に着目し,どのように支援していけばよいのか。信頼関係の築き方や生活上の困り事をあぶり出す問診法,診断名の告知の仕方などを詳述。成人発達障害の診断と支援の勘どころがよくわかる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

5
発達特性を持った人と10分間の診察するコツとしては初診の時に再診は10分と伝えることだと思う。そして話す内容は1回につき1つか2つとしておき、それをメモにしてまとめておくこととすれば、半分以上の方は守ってくれる。2020/06/02

ちー

1
ポイント ①診察時間と質問数を告げて構造化②本人の好きなことに共感③好きなもののために就労へ繋げる④Looping(復唱)で共感し、また共感させミス減らす⑤来院初期は「苦手感の熟成」⑥人類を嫌いにさせない2022/07/13

じゅう

0
具体的でかなりよかった。2023/11/30

ᚹγअәc0̸א

0
診断書交付について相反意見が提示されている点が興味深。正当事由要件(医師法19条2項)の主観的判断の分かれどころとも言える。 (肯定的意見)「障害年金・手帳は、国などの公的機関から支援を受けるためのツール。患者としては社会の一員として認知されているという安心感が得られる。診断書作成は治療の一部と考えている。」 (否定的意見)「成人発達障害外来を始めてから、年金・手帳のための診断書を求めて受診して来る患者が増えた。前医の診断に疑問あるケースも散見。デイケア参加を勧め、観察しながら診断書作成を進めるべき。」

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