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内容説明
江戸っ子の舌をうならせた野菜が消えたのは、宅地化と効率化の進んだ昭和のこと。野菜50種の復活を通じて著者が取り戻したのは、東京の歴史と人と人とのつながりだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Kobayashi
12
もうちょっとストーリーがあるのかと思いきや 淡々と進みます2020/04/27
へへろ~本舗
5
2020年2月現在登録の江戸東京野菜は50種類。食べられなければ作られなくなり忘れ去られてしまう。過去の文献や人々の思い出話から調査・探索し伝統野菜を復活させていく。青茎三河島菜の項には仙台朝市の今庄青果さんが載っていた。伝統野菜のフルコース食べてみたいけど固定種だから収穫時期が決まっていて難しいかな?水菓子としてマクワウリを使うなら収穫時期は夏だしね。宮城・仙台にも伝統野菜はある。伝統野菜を無くさないように後世にきちんと伝えてくと共に消費者側も食べていかなきゃ。地産地消皆で頑張ろう!2021/10/03
三谷銀屋
2
筆者は、江戸時代から伝わる東京の伝統野菜が時代の流れとともに姿を消そうとしている実態を憂い、古くからの江戸東京野菜を復活させる試みに心血を注いできた。様々な伝統野菜の歴史や復活に至る経緯が書かれていて、筆者をはじめとして農家や料理に携る人々の熱意が伝わってきて、読み応えがあった。消えたと思われた野菜が個人の庭で細々と生き延びていたのが発見された経緯等はドラマチックな面白さがある。手軽に買える現代の野菜にはお世話になってはいるが、一方で、長い歴史を背景に持つ伝統野菜も人類の大切な文化的財産だと思わされた。2025/10/18
Humbaba
1
人の好みは一定でないため、これまで人気だったものも新しい作物が流行ることで急に栽培されなくなることもある。また、味以外にも生産効率も重要であり、いくら美味しいとしても生産が困難だったり、生産量が少なかったりすれば農家としては作り続けるのは難しくなる。それらの理由により、地域に根差していた作物もいずれは作られなくなる時が来る。それも時代の流れではあるが、それによって折角の伝統が廃れてしまうのは悲しいことであり、また、伝統があるということを売りにして栽培していくという方法もとれる。2025/03/08
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