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内容説明
日本文化の源流をなす漢字文化。文字の成り立ちを解き明かすことで、古代中国の人々のものの見方、価値観、神話的な世界観を引き出すことができる。悠久の歴史をもつ大国の深淵に迫る文化論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
58
漢字を手がかりに、歴史以前から現代に至る中国史を概観。特に上古史を汎アジア的視線で捉えようとしている点が新鮮。夏王朝の実在・非実在についての著者の考えは、なかなか微妙。今の日本の学者の考えは、通説の単純な肯定や否定からも、かなり自由になっていておもしろいが、原著の1982年当時としては進んだ記述かもしれない。音韻論の専門家として、推定された上古音から単語家族とでも言うべき概念で論を進めているところが特徴。現代史については、著者がもし今も存命だったなら、もっと違った論が書かれていたかもしれない。2020/04/12
禿頭王
0
著者の「字音が似通っていれば、その漢字には何らかの共通性がある」という持論を知っていないと、読み進めるのは難しいかもしれません。漢字を起点に中国の文明を考える視点も、当時は画期的だったのでしょうが、今はもっと読みやすく分かりやすい本がたくさんあります。全体を通じて、古さが否めない本でした。2025/03/09
黒
0
いまいち。押し付けがましさを感じる。2024/09/22
miura
0
漢字の成り立ちから、思った以上に文化を垣間見ることができるものなんですね。2022/01/04
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