講談社文庫<br> 月あかりの中庭

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講談社文庫
月あかりの中庭

  • 著者名:立原えりか【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061840331

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内容説明

うす紫色のドレスをまとったそよかぜ夫人(「そよかぜ夫人の恋」)、お花見をしている動物のゆうれいたち(「てんのしっぽ」)、ふしぎな力をさずけられた野良ねこのシンデレラ(「月あかりの中庭」)――など、心の琴線にやさしくふれる、甘くほろ苦い、メルヘン12編を収録。ふと立ちどまってうしろをふり返ったとき、生きることの美しさとせつなさが見えてきます。どれも心の宝石、風色ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

51
どこか懐かしい、甘くほろ苦いファンタジー。時には温かく、時には哀しい、日常のとなりの不思議な世界。安房直子さんとはまた少し違った雰囲気。正直あまり好みではないエピソードもあったが、その一方で心が揺さぶられるような素敵な作品も多くあった。立原えりかさん、他にも気になる本があるので読んでみよう。2021/01/03

双海(ふたみ)

8
甘くほろ苦いメルヘン12篇。生きることの美しさ、せつなさ。2014/10/10

調“本”薬局問悶堂

2
古本屋さんで気になってしまった作家。何冊も本ある中で、どれも魅力的な題名で、迷ったあげく決めた1冊。定価より高い。 琴線にふれるのは風。それは春風であり、潮風であり、春一番でもあり、つむじ風であり、木枯らしでもあり、そよ風でもある。 大人が読む本だな。 でも、子供に読み聞かせようと思う。 《2020年6月 登録》2008/03/10

アマリリス

0
中学生の頃に何度も繰り返し読んでいた短編集。もう一度読みたくなって古本屋で購入。アマゾンのオンデマンド出版版もあるのだが、7編しか入っていなかったりする。内容はそのままビターなメルヘン、不思議な読後感はあの頃のままだった。猫好きな人におススメ。2018/07/16

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