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内容説明
うす紫色のドレスをまとったそよかぜ夫人(「そよかぜ夫人の恋」)、お花見をしている動物のゆうれいたち(「てんのしっぽ」)、ふしぎな力をさずけられた野良ねこのシンデレラ(「月あかりの中庭」)――など、心の琴線にやさしくふれる、甘くほろ苦い、メルヘン12編を収録。ふと立ちどまってうしろをふり返ったとき、生きることの美しさとせつなさが見えてきます。どれも心の宝石、風色ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
51
どこか懐かしい、甘くほろ苦いファンタジー。時には温かく、時には哀しい、日常のとなりの不思議な世界。安房直子さんとはまた少し違った雰囲気。正直あまり好みではないエピソードもあったが、その一方で心が揺さぶられるような素敵な作品も多くあった。立原えりかさん、他にも気になる本があるので読んでみよう。2021/01/03
双海(ふたみ)
8
甘くほろ苦いメルヘン12篇。生きることの美しさ、せつなさ。2014/10/10
調“本”薬局問悶堂
2
古本屋さんで気になってしまった作家。何冊も本ある中で、どれも魅力的な題名で、迷ったあげく決めた1冊。定価より高い。 琴線にふれるのは風。それは春風であり、潮風であり、春一番でもあり、つむじ風であり、木枯らしでもあり、そよ風でもある。 大人が読む本だな。 でも、子供に読み聞かせようと思う。 《2020年6月 登録》2008/03/10
アマリリス
0
中学生の頃に何度も繰り返し読んでいた短編集。もう一度読みたくなって古本屋で購入。アマゾンのオンデマンド出版版もあるのだが、7編しか入っていなかったりする。内容はそのままビターなメルヘン、不思議な読後感はあの頃のままだった。猫好きな人におススメ。2018/07/16
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