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内容説明
円の価値下落、官製株式相場の危うさ、中国や欧州の経済減速など、テーマごとに解説。アエラ連載に大幅に加筆して再構成する。リスクへの対処法、本当にいま求められている成長への処方箋も描き出す。巻末には浜矩子氏との対談つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
23
ぐっちーさん節炸裂、相変わらず読みやすく分かりやすいです。「バラマキを続けるような今の政策はやめて、人口減少と高齢化を前提としたお金のかからないコンパクトな社会をつくること」と現実的に結んでいます。僕もそう思います。2017/07/10
けぴ
13
AERAで掲載されていたコラムを再編成したもの。このため内容が重複することもありますが、特に強調したい点を繰り返し述べているということですね。シンガポールを見習って子供の教育に税金を使って人材を育てることこそ、日本の将来を明るくすと感じます。箱ものから人へ、ですね。民主党は高校無償化や不要なダムを中止したり方向性は正しかった。2017/06/28
sweet november
8
地方創生も、成功したところの物真似ではだめだということ。やはり、自分の頭で考える事が大事。2017/06/03
まゆまゆ
6
株高、円安によって景気が回復したと語るアベノミクスをこき下ろす内容。実質賃金が低下し消費支出も消費税8%増税後は東日本大震災直後の消費支出よりも下がったことを紹介し、金融緩和による景気回復の限界を指摘する。雇用の増も実態としては非正規労働者の増であり、株高で企業収益が増えても賃金には及ばないことが明らかになっている今、経済システムはもう限界。ブランド化で成功しているフランスやイタリアを参考にしようというのはうなずける話。地方創生の話もなかなかよかった。2016/06/30
まめタンク
3
2019年39冊目。2019/02/09