内容説明
民主党候補が多数名乗りをあげ、大統領選挙が本格的にスタートしたアメリカ。4年前、ドナルド・トランプが当選してから、アメリカの国内の政治状況は一変した。
目次
序章
第1章 大統領選挙の日
第2章 認識ある過失
第3章 謎の郵便物と裁判所にある箱
第4章 税の日
第5章 非公式会見の日
第6章 私たち対アメリカ
第7章 漏洩警察
第8章 中傷のドン
第9章 フェイクなフェイクニュース
第10章 不安定
第11章 ワインスタインとその仲間
第12章 FOIAの国のアリス
第13章 トラブルだらけの世の中
第14章 ある朝の手紙
あとがき 憲法修正第一条は死んだ──恋愛物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DEE
12
どこまでも真実を追求し発信しようとするジャーナリストと、都合の悪いことは全てフェイクニュースで片付け、好意的なマスコミだけを身近に置くトランプ。 ジャーナリズムには権力を監視する意味合いもあり、大統領が自分の意見に合わせて発信先を選択するということはあってはならないこと。そんな姿勢に対するニューヨークタイムズ弁護士の戦い。 正直言って読みにくいし、あまり面白くない。理由はよくわからない。2020/06/18
tetsubun1000mg
9
ニューヨークタイムズ専属弁護士の回顧録。クリントンとの大統領選での勝利から、トランプ大統領になってTV局と新聞などのマスコミに対して「フェイクニュース」と呼び続けていくにつれてアメリカのトランプ信者が傾斜していく経過が描かれる。共和党支持者以外にも本当にトランプ大統領の主張に賛同する国民が半数近くいることが分かった。ワインスタインのセクハラ報道の取材状況やトランプ大統領から裁判を起こされたり、訴えるとツイッターで脅されたりと巨額の損害賠償金を請求されるアメリカでは優秀な弁護士がいないと成り立たないようだ。2021/04/30
penguin
2
図書館。 2020米大統領選中に流れてきて気になった本でした。2016大統領選以来、NYTimesは何かと目にすることが多いメディアであったこと、2020での混乱(というか時間がかかった)結果報道にとても慎重さを感じたことが気になった理由。 テーマの中心にあるのは、米憲法修正第1条(表現の自由・報道の自由などの権利を妨げることを禁止する)とメディアと権力の関係。45代大統領だけでなく、過去の事例などを引きながらメディアのあり方、権力との関係距離を考えさせられる内容でした、2020/11/27
夢仙人
2
アメリカの言論のまともさを知る。日本のマスコミは何をやっているのか?2020/07/29
灘子
1
合衆国憲法修正第一条へのラブレター。トクヴィルの知性の平等を思い出した。三権分立もしてる?し、メディアが第4の権力としてしっかり働いてるのが羨ましくもある。メディアへの不信=報道の不自由。 のわりにイラク戦争の時の政府のプロパガンダ化にほとんど触れられてないのに驚いた。もっとあってもいいんじゃない?あと翻訳が読みにくいかも。ややこしい文を書く人。2021/02/07
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