内容説明
いまや世界の“オタク都市”となった東京・秋葉原。マニアックな嗜好の持ち主が血走った目で押し寄せるこの街は、その実、あまりに煩雑すぎて、シロウトにとっては近づきがたい街でもあった。
しかし、それではあまりにもったいない。そう語るのは、日夜、Webの片隅でアニメやゲームのアヤシイ情報を発信し、一部で熱狂的に支持されているオタク・ブロガー「にゃるら」氏。ちょっとしたツボさえ押さえておけば、秋葉原を楽しむのは簡単なのだ。
おのぼりさんでも安心の「秋葉原の歩き方のキホン」から、マニアックなお買い物情報を詰め込んだ「アキバ流DEEPな名店ガイド」、アニソンDJの闇から地下アイドルに命をかけるオタクの生態などを追いかけた「アキハバラ裏事情」、そして、エロゲやJKリフレ、洗体、秋葉原風俗などアダルトな雰囲気満点の「大人のための秋葉原ガイド」まで、にゃるら流の秋葉原の楽しみ方が満載!本書を読めば今日からオタクライフを満喫できる、アキバファン必見の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
8
全体像が見えにくくなったサブカルの聖地、秋葉原の全貌をつかもうとする野望の書w。なんだか、秋葉原が立体的に見えてきくるようで面白かった。なんだろう、この場所って、昔から日本的エッジ文化とグローバルが交わる場所なんだね。2018/02/17
臓物ちゃん
5
レトロPC店とか地下アイドルとか、まぁアキバの裏といってもこんなもんかな……と思ったら中盤から本調子とばかりに合法ドラック店を紹介し出すのがヤバすぎ!「見つからなかったら歌舞伎町に行け」じゃねぇんだよ!そんなJKリフレの実態まで教えてくれる裏の裏を極めた一冊。〈おいも屋本舗〉のヤバさには白目剥いちゃいそう……。2022/07/26
とろろ
3
現在のVtuberブームにも一役買った著者の、秋葉原ガイド本。この人の繰り出すサブカル談義が大好きで、ブログ含めいつも愛読しています。本書も例に漏れず、どこか斜に構えたようなマイノリティ志向と性欲にとても素直な奔放さのバランスには、どことない安心感。原理主義的なオタク像を貫いている様には好感が持てます。アングラが好きな人は是非。2018/08/13
なつのおすすめあにめ
3
大学生の時に行ったメイド喫茶やら同人ショップやらサンボで食った牛丼とかその近くのディアステの入り口にビビッたこととか中国人から二個買ったマジ○ンやら、そんな思い出があふれてイッキ読みしてしまいました……。最近はもう友達とパセラ行くかどうかぐらいの、薄~いニワカオタな感じで、しかも中野に浮気しそうなところだったのですが……。この本を熟読して、裏を歩いてみたくなりました!2017/12/30
たか
2
ツイッタラー様が取り上げていたからチェックしました.2018/03/22